2008年_第1回ヒバクシャ地球一周(第63回ピースボート)

6月18日京都産業大学の授業でプレゼンテーションを行いました!

西日本巡りの2カ所目は京都産業大学。
18日は35人のクラスでプレゼンテーションを行いました。

みんなが興味を持ってくれるのかどうかちょっぴり不安なまま臨んだプレゼンテーション。
ところがみんな一言も話さず真剣に耳を傾けてくれました。

最後にはみなさんがこんな感想を寄せてくれました。
抜粋などはせずにできるだけそのままの感想を載せています。
ぜひお読み下さい。

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今世界は平和だと思っていた。それは自分をとりまく小さな、小さな世界での話であったことを考えさせられた。
もう原爆の話はなくなったことだと思っていた。まだ苦しんでいる人のことなんて考えたこともなった。平和に関してだけでなく、視野をひろくせなあかんと思った。

(Bくん)

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一口に平和といっても、たくさんの視点からの考えがあるのだと話を聞いてわかりました。私は軍事力の保持があっての平和維持が保たれていると思っていたのですが、そういう力なくしても平和は築けるような気もしてきました。素直に平和と戦争の兼ね合いは非常に難しいと感じました。

(Sくん)

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日本人だけど原爆の深い話はあまり知らなくて、こういう世界とつながるチャンスがあって、知らせることができるということがよかったと思いました。

(Nくん 18歳 大学生)

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世界平和に自分が少しでも役立つことができるのではないかと考えさせられるいいプレゼンでした。
平和とは何か?今の自分にできることは?など様々なことを考えると、小中高と学習してきた歴史の勉強では教えられなかったことに気づき、答えが見つからなかった。
勉強だけが大切なのではなく、その他にもたくさん大切なことがある。ピースボートはそれを見つけるひとつの方法だと思う。
学生である今できること、今しかできないことを見つけて少しでも平和に協力していきたいです!!

(Oくん 18歳 大学生)

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今日のことを聴いて、被爆者の人の平均年齢が上がってその人たちがいなくなってしまうことで、これから生まれてくる人がこの経験をした本人に話を聴く事ができなくなることは残念なことだと思いました。戦争のことをこれから生まれてくる人に伝えることは絶対に必要なことなので若い人が戦争を経験した人から聴いて伝えていかなければいけないなぁと思った。

(Iくん)

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自分たちの国のことなのに知らないこともあって勉強になった。
自分と歳が近いのに自分と全然違う価値観をしていて学校では学べないようなこともいろいろ知っていてすごいなぁと思った。
平和、平和というが本当の平和って何かわからないものだと思った。被爆者というレッテルを知らずに貼っていることはあると思った。

(Aくん)

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考え方にとても感動しました。僕らと歳が変わらない人がこんなにも「平和」について考えて、こんなにも世界に貢献しているのかと思うと自分はとてもヘタレな人間に感じた。今日の話を聴いて、自分も「平和」や「核」についてもっと考えていこうと思いました。

(Kくん)

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今日の講演を聴いて、自分も日本人なのに日本のことすら全くわかっていなくて恥ずかしいくらいの思いになりました。今からでも必要最低限の知識を身につけていないとダメだなと思います。歳が近いということもあって、ラフなところはラフな考えをもっているけど、一方ではピースボートに参加したり、大学へ行って自分の意見をはっぴょうしているところはとてもすごいと思いました。

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同じ年齢の人がこんなに世界のことを考えて、活動していることに驚いた。よくわからないけど、そういう活動をするのは大学を卒業して、社会に出た限られた人がするのだと思い込んでいた。一歩を踏み出す勇気があれば、活動できる幅が大きくなるんだなと思った。
一つの方向から物事を見ることが当たり前になっていたような気がする。とても為になりました。

(男性)

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今までの考えが変わったかも。

(Kくん)

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核兵器が人々に与える影響や戦争がいかに悲惨であるか考えさせる内容でした。ただ、今日も戦争が世界で起きている事実は、理念などといった生ぬるいものでは平和は訪れない証拠であると思いました。

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とても「平和」について考えた時間でした。今でも戦争をしている国があるし、何のために人が人を殺しあうのかなと思いました。戦争は無意味だと思います。世界はもっともっと「平和」に考えるべきです。
そして、「平和」を実現するために、何かできることがあるなら、自分から進んでやってみたいと思いました。

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僕たちと同じ年代の方がとても活動的に平和の為に尽くしておられていて、とても感動しました。原爆について全然知らなかったことがとても恥ずかしく思えました。

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20歳で核廃絶の為に世界を回っているのはすごいと思いました。

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歳のほとんど変わらない方が被爆者の方と世界を回っていることにとても驚きました。色々な写真などを見て人と人とのつながりはすばらしいと思いました。

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今、正直、自分は何をやっているのだろうとおもった。

(Yくん 19歳)

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被爆者について、世界のことについて、そして平和についてたくさん知れ、改めて考えさせられました。今日の話を聞けて本当によかったと思います。

(Kくん 19歳 学生)

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色々な戦争や平和について勉強してきたけれど、今日はまた違う観点からの話が聞けてよかった。

(Kくん 18歳 学生)

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僕の祖父も原爆にあい、当時の体験を最近になり話してくれたので、興味深い内容でした。今まで、自分には全く関係なく、受験勉強のためだけに覚えていた内容だと考えていたので、今日の話を聞き考え直させられた。
最後の平和への自分の中の定義みたいなものを聞き、感銘を受けました。

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戦争の怖さを、資料や映像でしか見たことがない僕らの世代に、何とか伝えて、残してやりたいと思う老人たちの思いを一度でも聞いてみたいと思うようになった。僕らの世代では伝えてもらったことを自分たちの子供にまた伝えるのではなく、本当に核の問題がこの世界から消えていて、教える必要がなくなればいいなと思う。なので、よい意味でこの世界から「核」という言葉が自分が生きている間になくなればいいと思う。

(Tくん)

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とりあえず戦争や核兵器はなくなってほしいと思った。自分が何をできるかわからないけど、常に「平和」とか「核兵器廃絶」っていうのを考えておこうと思った。
核を落とされた唯一の国に生まれたんだから他国に伝えないといけないかもしれない。今自分が生きているところは平和だから戦争とか関係ないし、とか思っていた自分が情けないです。

(Tくん)

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今日は、講義を聴いて、原爆の被害の大きさや、その被害者の方たちの活動を知って、とても感銘を受けました。
ピースボートに乗って世界にその被害の大きさを伝えることはすごい大事なことだと思うし、それを世界の国々にわかってもらうことで、世界平和につながると思うので、すごい尊敬しました。

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各国での出来事などを色々聞き、ほかの国に行かなくても自分の国で小さいことから始めれば、大きな流れに変わって息、北朝鮮などの各事情などを変えていけるのではないかとおもった。
そして書くといえば日本でけの被害だと思っていたけど、ほかの国にも被爆者がいることを知って衝撃を受けた。

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私は広島の隣の岡山に住んでいるのに原爆の日の日にちを答えられなかったことにショックを受けた。小中高で必ず学ぶことで、学ぶたびに忘れちゃいけないことと思っていたのに忘れていた。多分今まで私にとってはテストに出ることでしかなかったのかもしれない。
広島ドームも長崎の像のあるところにも訪れて被爆者の人に話を聴いて、忘れちゃいけないことだと思っていたのに真剣には考えていなかったんだと思いました。できることで、平和のために何かしたいと思いました。新聞でそういう話題をピックアップして読んだり小さなことからしていきたい。

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日本は原爆を受けた被爆者の貴重な経験を色々な人に発信していくことはすばらしいことだと思った。日本は平和を語る上で発信力、説得力を持つ国なので、このような力を津あっていくことをやっていくべきだと思う。また、平和は抽象的でわかりにくいものであるが、人それぞれ違うと思うが、たくさんの人が平和というイメージを共有をすることから始めていき、そこから発展していくことが大切だと思った。

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ヒバクシャの人たちが報復を求めていないことに驚いた。日本があまりにも気にしていないことに驚いた。

(Aくん)

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被爆者の人について最初普通に、年寄りとか被爆携帯とかおっしゃられていてなんでだろうと思っていたけど、それは被爆者の方を特別扱いせず普通の一人の人間として考えられているからだとわかった。障害者や被爆者の方からしたら特別扱いや区別をされるより普通に接されることが一番心地がよいことだと思うし、納得した。何をするにも「考える」ということが習慣になっている感じがして内容もわかりやすかった。この90分で今までの何倍も平和や核について考えさせられた。

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今回のプレゼンテーションを聞いて、自分の中で考えても、深くは考えなかった戦争や原爆などについて改めて考えさせられた。自分にとって「平和」というのは当たり前だと思っていて、正直、今でもそういったややこしい話は好きではない。自分ひとりが少し考えたくらいで変わるのならとっくに変わるものだと思う。でも、世界では「平和」について考えている人はたくさんいる。そういう人たちがいるということを知れただけでも自分の中でこれまでの考えが変わったと思う。これから仕事などをしていく中で、どう貢献できるかはわからないけれども、そういう話が出てきたら、こういう人たちもいるということを伝えていこうと思う。

(Sくん 18歳 大学生)

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