3.核廃絶へのいろいろな動き

「ヒロシマナガサキダウンロード」がニューヨークでプレミア上映

8月13日のブログでもご紹介した竹田信平監督の『ヒロシマナガサキダウンロード』がニューヨークで上映されることになった!という嬉しいニュースがとびこんできました。
来夏ロードショーに先駆けたニューヨークプレミア上映会ということで、注目が集まっています!
また、上映会には本作品に出演されている胤森貴士(たねもりたかし)さんがサンフランシスコから駆けつけてくれるとのこと。
ヒロシマ・ナガサキの経験が多くのニューヨーク市民に伝わる絶好の機会になるとよいですよね!
おりづるVoyageのドキュメンタリー映画2本も負けていられません!!
みなさんも秋のイベントシーズンに向けて、各地で上映会企画してみませんか?
以下、ニューヨークで開催される『ヒロシマナガサキダウンロード』プレミアム上映会の詳細です。

(奥村早苗)
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■ ドキュメンタリー映画『ヒロシマナガサキダウンロード』(上映時間73分)

■ 11月14日(日)午後2時半~4時半 (開場午後2時)

■ Anthology Film Archives: 32 Second Avenue (at 2nd St), New York, NY 10003
MAP

■ 上映後、竹田監督および出演の在米被爆者とのQ&Aセッション

■ 入場料: $9

■ 前売り:http://hndownload.eventbrite.com/

■ ウェブサイト www.hndownload.com

■ ツイッター http://twitter.com/HNDownload

《あらすじ》
終戦後、かつての「敵国」アメリカに移住した被爆者たちがいた。原爆の記憶に苦しみ、後遺症への恐怖に怯えながらも、アメリカの大地で半生を過ごしてきた人々。あの日の出来事を、誰にも語ることなく時は過ぎようとしていた。2009年、春。「自分」を模索し続ける青年2人が、日本人の記憶の奥底に刻まれているヒロシマ、ナガサキを巡る旅に出た。原爆を体験していない世代が、頭だけではなく心で感じることは、可能なのか。残された世代は、被爆者から何を受け継ぎ、継承していくべきなのか。アメリカ西海岸を南下しながら在米被爆者と共に笑い、共に泣いた彼等が、最終的に到達した答えとは--。過去5年間、南北米大陸へ渡った被爆者を収録し続けているメキシコ在住の竹田信平監督初の長編ドキュメンタリー映画。広大なアメリカ西海岸を背景に、在米被爆者の魂に迫るロードムービー。

*監督:竹田信平(たけだしんぺい*):1978年京都市生まれ。幼少時代は家族と共にドイツ、米国に滞在。2001
年、米国デューク大学卒業後にサン・ディエゴで渡米難民の子供への絵画・写真技術を指導するNPOを立ち上げる。2004年、ロバート・リクター監督、キャサリーン・サリバン監督の「最後の原子爆弾(The Last Atomic Bomb)」の製作にアシスタントとして携わる。その後、北米・南米在住の被爆者の体験談の収録し始める。ブラジルやメキシコで展示会やメディアキャンペーン等を催すと同時に、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館に在外被爆者の体験談の映像を歴史的資料として寄贈する。
2008年には、戦前にメキシコに移住した日本人写真家の一生を描いた「メキシコに最も近い日本(和訳)」を自主製作・監督。本作品で長編映像デビュー。
$    ピースボートのおりづるプロジェクト-ヒロシマナガサキダウンロード

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