みなさん、こんにちは。
おりづるインターンの鈴木 俊平です。
9月6日(金)より、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の活動の1つとして、広島の子供たちが折った千羽鶴を駐日大使館へ届け、平和へのメッセージを伝えていくプロジェクトが始まりました。
現在、70束ある千羽鶴は全て広島の子供たちによる手作りで平和への思いが詰まったものです。
子供たちの願いが世界に伝わるように、1つでも多くの大使館へ届けていきたいと思います。
また、千羽鶴と一緒にICANから各国政府へ核兵器廃絶条約への支援メッセージを求める依頼書も大使へ渡す予定です。
初日はアルメニア大使館へ向かいました。アルメニアはシリアやイラン、トルコに囲まれた人口が約310万人の国です。アルメニアの核兵器廃絶に関しての立場は、ICANの英語版ホームページによると「Sitting on the Fence(フェンスに座っている状態)」、つまり明確な態度をとっていない状態です。そのような国に子供たちが作った千羽鶴を届け、平和への願いを感じてもらうことは非常に重要だと思います。
訪問の際、早朝ということもあって職員の方はまだおらず、なんとDr. Grant R. Pogosyan(グラント ポゴシャン)大使が直接対応してくださいました!
「綺麗ですね」とポゴシャン大使は千羽鶴を受け取ってくださり、今年の8月6日に広島祈念式典を訪れたことなどをお話してくださりました。
千羽鶴を手に、グラント ポゴシャン(ぐらんと ぽごしゃん)大使
またテレビ電話で広島とアルメニアの子供たちを繋いでの証言活動を行ったり、子供たちが日本の文化に触れる機会が持たれるなど、日本とアルメニアの以外な繋がりが発見できました。
今回は初めてということもあり多少なりとも緊張しましたが、ポゴシャン大使が親切に対応してくださったこともあり、無事に届けることが出来ました。
核廃絶へ向けた活動が、また1つ始まりました。
おりづるインターン 鈴木 俊平
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