本日(12月28日)の朝日新聞の夕刊にて、カラー写真付きでピースボートが紹介されました!
「世界の人たちと一緒に平和を考えてみたい―。大学生の素朴な思いから始まった船旅「ピースボート」が今年、30周年を迎えた。」という冒頭から始まる記事は、ピースボートの設立のきっかけや苦労話、寄港地での救援活動、今後の課題などが、分かりやすく紹介されています。
そしてなんと!記事の後半には、今年の夏「おりづるユース特使」として乗船した瀬戸麻由(せと・まゆ)さんの紹介が!!2年前、一般参加者として初めてピースボートに乗船した瀬戸さんは、オーストラリアの先住民アボリジニの青年たちとの出会いをきっかけに、原発でつながる日本とオーストラリアの関係や、生まれ故郷である広島のこと、原爆の被害に遭った祖母の境遇に関心をもつようになった、といったことが紹介されています。
「歴史を顧みない政治家、日本がアジアで戦争をしたことすら知らない世代が増えてきた今、現地の人と対話し、若者に自分の頭で考えることを促すピースボートの姿勢は貴重だ」
『水先案内人』として設立当初からピースボートを支え応援してくださっている、報道写真家の石川文洋さんのことばで記事は締めくくられています。
被爆70周年を前に、国際社会からどんどん孤立してしまっている日本ですが…、こんなときだからこそ、ピースボートの原点である、人と人の直接の出会い―相手と誠実に向き合い、対話し、互いの考えを共有しあうこと―を大切にしていきたい、今回の新聞記事を読んでそんな風に思いました。
ピースボート古賀早織
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