日本時間の5月7日(水)の朝にベネズエラにピースボートが入港しました。その時の様子が現地のテレビ番組で放送されました。こちらから映像をご覧下さい。
〈以下 映像で伝えている現地メディアの報道内容です。〉
NGOピースボートがベネズエラに到着しました。アジアで活動を行う900名は現地にて世界の平和の訴えを深める活動を行う予定です。
船内のプログラムでは美術やレクリエーションなど文化的行事が行われました。例えば、多くのベネズエラ人音楽家は地球の各地の人々と交流しながら旅をしてきました。今回、ピースボートにはヒロシマ・ナガサキの8名の生存者、ヒバクシャが乗船しています。彼らは精力的かつ活動的に「核のない世界」を掲げた教育プログラムを行っています。船の活動の重要な目的は核兵器のない世界を促すことです。ベネズエラはもちろん歴史的に大量破壊兵器、核兵器の不拡散を訴えてきた国です。60年代終わりにはトラテロルコ条約にも署名しています。そして、ラテンアメリカ全土が非核地帯であることを宣言しました。
また、2日間のベネズエラ滞在中には様々なプログラムが準備されています。ベネズエラの解放者、シモン・ボリバルの生涯や故ウゴ・チャベス大統領にについて学ぶプログラム、「ミシオン・アリボル(植林運動)」に参加したり、スポーツ・教育・音楽交流なども行われます。交流プログラムだけでなく8名の被爆者の皆さんは証言・平和のメッセージを届けるとともに人間にとって重要な経験を語ってくれることでしょう。
おりづるインターン 茂木里穂
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