核廃絶へのいろいろな動き

リオの平和の祭典で・・・

みなさんこんにちは。
8月6日(日本時間)から遂にオリンピックが始まりましたね!多くの日本人アスリートがメダルを獲得したり、メダルは取れずとも様々な記録を出したりと、開幕して一週間ですが既にたくさんの感動を私たちに届けてくれています。

さて、8月6日といいますと、ブラジルの反対側の国日本でも重要な日を迎えていましたね。
広島への原爆投下から71年。広島では原爆投下時刻に合わせ平和記念式典が行われました。そして、リオオリンピックの開会式がなんとその時刻と重なることがわかったのです。
この偶然は無視できない、と、ブラジル被爆者平和協会や反原発団体が開会式での一分間の黙祷を呼びかけました。

たくさんの賛同がありましたが、結果的に計画は断念。
しかしながら、そこには多くの人々の平和への想いがありました。

たくさんのメディアで今回の件が報じられていますので、そのいくつかを紹介いたします。

●毎日新聞
『非核 南米で語る』
ー(要約)8月5日夜、サンパウロ在住のブラジル被爆者平和協会理事、渡辺淳子さんはリオの平和団体のメンバーとともに広島の原爆投下時刻に合わせて祈りを捧げた。「核兵器は許されないと世界に訴え続けるのが私たちの役目」と語った。
2歳で被爆した渡辺さんは50歳の時に造血機能障害と診断され、その後日本政府から被爆者健康手帳を受け取った。「放射能の後遺症におびえる気持ちを一人でも多くの人に知ってほしい」と10年以上前からサンパウロにて被爆証言を行っている。
渡辺さんたちは、核保有国のない南米大陸だからこそ発信できるとして、一分間の黙祷の実施を求め、NGOなどを通じ世界に呼びかけた。

●朝日新聞
『祈る 海を越え』
ー(要約)8月5日夜、リオデジャネイロにて地元市民団体による平和集会があった。71年前の広島の原爆投下時刻に合わせて、一分間の黙祷を捧げた。
第二次世界大戦後、開会式と原爆の日が重なったのは初めてだ。集会に参加したブラジル在住の被爆者、渡辺淳子さんは「被爆者だけでなく、戦争や暴力で苦しむ世界中の人のために祈った」と語った。
原爆の犠牲者だけでなくすべての人々を追悼し平和を祈る時間にしたい、その想いから、渡辺さんを含むブラジルの被爆者たちや広島の松井市長は開会式での黙祷を要請した。
結果的には、開会式の冒頭にて平和・反戦運動のシンボルマークである「ピースマーク」が会場に映し出されたが、黙祷はなかった。リオ五輪組織委員は当初広島への追悼を表す計画があったそうだが、IOC側が政治問題になりかねないとの懸念を表明したためにその計画はなくなった。

●毎日新聞
『ひとーブラジル在住の被爆者 渡辺淳子さん』
ー(要約)2歳の時、広島で黒い雨を浴び被爆。25歳ブラジルへ移住し日本人男性と結婚した。38歳の時まで、自身の被爆を知らなかったという。
ブラジル被爆者平和協会会長に誘われ、60歳から協会で働いた。ある日、南米の被爆者約200人から集めた、被爆体験を見つける。そこには死体が転がる悲惨な光景、戦後の結婚差別など、衝撃的なことがかかれていた。高齢化で証言できる被爆者が減っていく中、「受けたショックを正直に話すのが私の被爆証言」と、現地の学校で語る。
オバマ大統領の広島訪問の際は、両手におりづるを持ち、オバマ氏の車に手を振った。開会式での黙祷は実現しそうにないが、賛同者が世界中にいたことに、未来を少し明るく感じたという。

ピースボートインターン 渡邊まあり

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