参加者のその後の活躍

ヒロシマに来た大統領

こんにちは。

ピースボートインターンの鈴木慧南です。

今回は、朝日新聞が出版した

『ヒロシマに来た大統領 「核の現実」とオバマの理想』

という本についてご紹介します。

ヒロシマに来た大統領

この本には過去に

おりづるプロジェクトメンバーとして乗船された方や

おりづるに関わってくれた方が多く登場しています。

2016年5月27日、

現職の大統領として初めてアメリカのオバマ大統領が

被爆地ヒロシマを訪問し、

慰霊碑に献花をし、約17分にわたるスピーチをした後、

被爆者の方々と短い時間ですが話をしました。

世界的にも歴史的だったこの瞬間。

ですが、実際のところ被爆者の人たちは、

また核兵器廃絶に関係する活動をしている人たちは

この出来事をどうとらえたのでしょうか。

ピースボート日韓クルーズに乗船し

被爆証言をしてくださった笹森恵子さんは

「うれしかった。オバマさんはひとりの人間として来られたと思う。」

と、公園内でオバマ大統領の演説を聞きながら仰いました。

また、演説中に謝罪の言葉がないことが議論になっていますが、

「求めるほうが違う。恨みつらみで平和は来ない」と

謝罪がなかったことに批判はしていませんでした。

笹森さんは13歳の時に広島で被爆しています。

1955年、ケロイドの手術のために渡米した「原爆乙女」の

ひとりでもあります。

笹森恵子さん

一方で第4回おりづるプロジェクトに参加し、

10歳のときに長崎で被爆した末永治さんは

「原爆投下を謝罪してほしい。」という思いをぐっと飲み込み

その日を迎えたそうです。

「被爆者の米国に対する気持ちは単純なものではない。」と語っていました。

ですが、米国人との交流も長年続けていらっしゃいます。

オバマ大統領のヒロシマ訪問で

励まされるような気持ちもなったという末永さん。

「オバマさんも私たちも未来に語り継いでいかないと。」と

また決意を新たにしていました。

被爆証言をする末永治さん

また、第2回おりづるプロジェクトに参加し、

14歳のときに長崎で被爆した西岡洋さんは

影響力も波及効果も想像以上の効果がある。

原爆死没者慰霊碑に花を供えるだけで終わらせてほしくない。

ぜひ広島平和記念資料館を訪れてほしい。」と

実際の写真や遺品から原爆というものを感じ取ってほしいと訴えています。

西岡洋さん

そのほかにもたくさんの被爆者の方々が

「自分たちにとってのオバマ大統領訪問とは?」を

語っています。

立場によって今回の歴史的な瞬間をどう捉えるのか。

多角的な視点を得られる本になっていますので、

ぜひご覧になってみてください。

ピースボートインターン 鈴木慧南

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