こんにちは。
ピースボートインターンの鈴木です。
今回は朝日新聞の記事に第7回おりづるプロジェクトに乗船し、
現在行われている第9回おりづるプロジェクトに参加している
坂下紀子さんの記事を紹介します。
坂下紀子さん
坂下さんは2歳のときに広島で被爆しました。
「あの地獄絵は絶対に繰り返してはいけない」と言い続けた
お母さんの死をきっかけに被爆証言をしていくことを決めました。
今回はそんな坂下さんが胸に秘めた被爆体験を
原爆と正面から向き合って書いた詩に、
チェロ奏者の平井丈一朗さんが曲をつけました。
詩のタイトルは「秋の約束-ひろしま-」。
「もういいかいっ もういいよーっ」
ふるさとの比治山が
炎の色に包まれる季節
山の小道で
耳を澄ますと聞こえてくる
一瞬にして炎に包まれた
あの夏の日の
幼い命たちの歌声
(後略)
ありのまま伝えるということを大切にしながら
このような詩をつくっています。
今回のおりづるプロジェクトでは、
自作の詩を英語にしてよりたくさんの人に
あの日のヒロシマを知ってもらうべく活動しています。
この歌を含む初披露会が9月28日に東京文化会館ホールで行われます。
「新しい日本の歌」新作発表演奏会です。
午後6時から3000円で入場できますので
お時間がある方はぜひ足を運んでみてください。
▼被爆体験、歌で向き合う
http://www.asahi.com/articles/CMTW1609261300007.html
ピースボートインターン 鈴木慧南
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