第1回~第10回おりづるプロジェクト

バルセロナ〜政府へ向けて〜

こんにちは。おりづるユースの寒川です。

今回は9/25のスペインのバルセロナでの活動を報告させてもらいます。

バルセロナの活動はおりづるプロジェクトのメンバー全員ではなく、広島で2歳の頃に被爆された坂下紀子さんとユースの私、通訳、ピースボートスタッフの4人で実施しました。

まず、港にて今回の受け入れ団体である平和財団のジョルディ・アルマダンスさんと合流をし、そこからバルセロナの街へと繰り出しました。そこで、感じたことはバルセロナの熱気です。この日はバルセロナで年に一回のメルセ祭りというお祭りの日でした。街全体がお祭りムードで、中心部は人であふれかえっていました。

マルセロ祭りに参加する市民

そんなバルセロナの中心地にあるのがバルセロナ市役所です。市役所では、国内外の人権保障を促進している市民権担当のアイーダ・グイェン市議会議員との会談を行いました。まず、市議より挨拶があり、「核兵器については市としても意見の対立はあるが、広島や長崎の被害のことを忘れずに頑張っていきたいとのお言葉をいただきました。

アイーダ・グイェン市議会議員

次に被爆者である坂下さんより、原爆の被害についてお話していただきました。坂下さんは時折涙を浮かべながら、核兵器の非人道性について訴えられ、「戦争の傷跡は今でも続いている。核兵器は一発でも多すぎる。二度と被爆者を出さないことが希望である」とメッセージを伝えられました。

証言をする坂下さん

その後は時間が許す限り、意見交換を行い、バルセロナ市の取り組みについて話を伺うなど、大変内容の濃い議論ができたように感じます。

意見交換の様子

会談の最後には、市議に日本からのお土産をお渡しし、帰り際には、副市長にも面会することができ、大変短い時間ではありましたが、お話をすることができました。

副市長と記念撮影

バルセロナ市役所での会談を終えた後には、カタルーニャ州政府外交部を訪問しました。そこでは、マネル・ヴィラ外交部長と面会を行いました。

意見交換の様子

面会は大変短い時間ではありましたが、外交部長からの挨拶があり、坂下さんによる証言、そして被爆を教科書の一ページではなく、どのようにこれからを生きる若者に伝えていくかについての意見交換を実施するなど、密な時間を過ごすことができました。

マネル・ヴィラ外交部長と坂下さん

面会の最後には、お土産とともに広島市と長崎市からのレターを手渡しすることができました。

お土産を渡している様子

今回のバルセロナでの活動は当初から予定されていたわけではなく、直前になり急遽決定しました。そのため、あまり長時間の証言をすることはできませんでしたが、先方のご配慮により、核兵器廃止に向けて、貴重な機会をいただくことができました。今後も、コーディネートをしてくださる受け入れ団体や訪問する関係機関の方への感謝の気持ちを忘れずに活動を続けていきたいです。

デーモンの前で記念撮影

記念撮影

文/おりづるユース 寒川友貴

編集/ピースボートインターン 鈴木慧南

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