こんにちは。
ピースボートインターンの鈴木慧南です。
今回は国際赤十字レビューについてご紹介します。
国際赤十字委員会
赤十字国際委員会が英文季刊誌「国際赤十字レビュー」で
核兵器の非人道性などを論じる452ページの特集を組みました。
来年には日本語版も出す予定です。
連動して掲載記事を活用したスマートフォンや
タブレット端末向けのウェブページも作成しています。
来年の3月から国連で核兵器禁止条約の交渉が始まることから
「核兵器がもたらす被害と国際法上の問題を理解するのに各国で役立ててほしい」と
今回の国際赤十字レビューを作成しました。
国際赤十字委員会は2010年に当時の総裁が「非人道性」という切り口から
声明を出したことをきっかけに世界の平和団体や国々がそれに呼応して
現在も「非人道性」に焦点を当てた議論が盛り上がっています。
この盛り上がりに対して、ピースボート共同代表であり
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲さんは
「来年は『どんな禁止条約にすべきか』という具体論に入っていく。『非人道性』アプローチの火付け役であるICRCが発信する法的議論を学び、被爆体験と合わせて、より説得力ある訴えにすることが重要だ」とコメントしています。
一連の記事は下記の中国新聞からご覧になれます。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=67850
ピースボートインターン 鈴木慧南
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