2.ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)

ICANノーベル平和賞受賞記念 オスロへの7日間の旅④

みなさん、こんにちは。

ピースボートの野口香澄です。

 

先日オスロの旅より帰国しました。

授賞式後のツアーの様子を報告させていただきます。

 

12月11日

昨日の受賞式の興奮冷めやらぬ中、午前中は核兵器禁止条約に関してのセミナーに参加していきました。

核兵器禁止条約に関してのこと、核を巡る世界の動き、NPT再検討に関してについてお話がありました。

※真剣に耳を傾ける参加者の皆さん。

 

難しい内容の中でもメモを取りながら現在の核兵器禁止条約に関しての現状や核保有国の認識などについて話を聞きました。

 

次にムンク美術館に向かいました。

ここでは少し観光と休憩もかねて寄りました。

今まで時間ごとにせわしなく動いていた皆さん。少しはのんびりできたのではないでしょうか。

※現地のビールを飲みながらのんびり過ごす皆さん。

 

この日のメインは夜に行われるノーベル・ピース・コンサートです。

1万人規模の大きなコンサートホールにて多くの方々が楽しむためにやってきました。

※人で場は覆いつくされました。

 

ここでは被爆ピアノの披露目と演奏がありました。

日本からはるばるオスロの地まで運び込まれました。

当時、ガラスなどが多く刺さり、ボロボロの中、修復され今でもきれいな音色がなります。

コンサートでも会場全体にピアノの音色が響き渡りました。

 

ICANのみなさんも舞台に上がり、この受賞の喜びを会場にいるすべての皆さんと分かち合いました。

※フィン事務局長の右横には今回公式招待された田中さん藤森さんの姿も見られます。

 

コンサートも大いに盛り上がり、被爆者の皆さんの疲れも飛び、皆さんリズムに乗ったり少し踊ってみたりして楽しんでいる様子でした。

 

12月12日

いよいよ日本に向け出発する日です。

オスロ空港に向かう前に広場でICANの方々とヒューマンロゴを作りました。

広場に向かう途中、ICAN・ピースボートの共同代表である川崎哲と合流することが出来ました。

川崎の姿を見ると参加者の皆さんは喜びであふれ、「川崎さん、おめでとうございます!」という声で溢れました。

川崎からもオスロまではるばる来た皆さんにねぎらいの言葉と式典の裏の様子など話てくれました。

※バスにて合流しました。

※そして川崎を囲み全員で記念撮影。

 

ヒューマンロゴのところでは寒い中、ICANのロゴの赤い部分を表現するために赤いポンチョを着ました。

赤いポンチョを来た姿はなんだかかわいらしく、お互いに写真を撮りながら過ごしました。

 

代表挨拶として、長崎被爆者である本村チヨコさんよりお話がありました。

※元気に挨拶をする本村さん

 

※赤いポンチョを着て記念撮影。

 

そして、ICANの皆さんと共に全員で記念撮影をし、オスロの空港へ向かいました。

 

成田空港に到着してからも皆さんとの別れを惜しみながら”さよなら”ではなく”またね”と次もどこかで会えることを期待しながら別れていきました。

1週間という短い間でしたが、ピースボートの船旅をしてきたのではないかと思うほどの充実した時間を過ごすことが出来ました。

そして歴史的な時間を被爆者の皆さんと現地で過ごすことが出来て良かったです。

 

ここで終わりではなく、「終わらせるために始まり。」であることを改めて心に誓い、明日からの核廃絶の活動をしていきたいと思います。

 

 

ピースボート 野口香澄

 

 

 

 

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