おりづるプロジェクト2018

差別のその先へ~ハンセン病回復者の森元美代治さんとの出会い~

皆さん、こんにちは。

ピースボートの野口香澄です。

 

船内では毎日多くの企画が行われています。

おりづるプロジェクトも日々船内では継承活動として多くの企画を実施する予定です。

 

船内生活の中で、おりづるプロジェクトの参加者たちは水先案内人である元ハンセン病回復者である森元美代治さんと「お話会」を実施しました。

(水先案内人とは・・・船内では、ゲストの方に寄港地にかかわることなどの講座をしてもらいます。)

 

ハンセン病の回復者である森元美代治さん。

森元さんは中学3年生、14歳の時にハンセン病と診断され、その後療養所で人生を過ごされてます。

ハンセン病は当時治らない病気とされ、ハンセン病と診断された時から療養所に隔離されてきました。

家族も家族の中からハンセン病患者が出ると知ると、村八分にされてきました。

差別に苦しんできました。

 

それは、被爆者も原爆が落とされた影響で差別を受けてきた経験があります。

 

ハンセン病にかかる、原爆が落とされた、それぞれの出来事が違いますが、差別を受けてきたという共通点があります。

その共通点から国の賠償問題や人権の問題などの話をしていました。

 

森元さんは今回のICANがノーベル平和賞を受賞したことを自分のことのように喜んでいました。

「核兵器が廃絶することで平和への道が開ける、こんなに嬉しいことはない」と話しをしていただけました。

 

お話の中でとても印象的な一言がありました。

「1人で見る夢は夢で終わる。みんなで見る夢は現実になる。」

様々な差別や偏見に苦しみながらも人権を取り戻すために実名をさらし裁判も行う。想像以上の苦しみもあったと思います。

森元さんのこの一言は核兵器禁止条約の制定やICANのノーベル平和賞の受賞にまさに当てはまるものだと思います。

 

まだまだ、現実になる夢になっていないと思います。

 

本当の現実になるという意味で多くの人が見られる夢に近づけるように今後の船内生活での継承活動をしていきたいと思います。

※隣は奥様の美恵子さん。

 

最後にヒバクシャ国際署名にもサインをしていただき、ともに、核廃絶へ向けたアピールと誓いをしていきました。

 

 

ピースボート 野口香澄

 

 

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