1.ヒバクシャ証言の航海

おりづるプロジェクト2018≪後編≫ 第99回ピースボートの船旅に向けて始動しました!

みなさん、こんばんは。ピースボートスタッフの寺地亜美です。

このたび、「おりづるプロジェクト2018」後編として、第99回ピースボート地球一周の船旅(9月1日出航)で実施するおりづるプロジェクトの参加者が決定いたしました!

今回のプロジェクトのテーマは第98回に引き続き、「核兵器の禁止から廃絶へ 〜市民の力で進めよう〜」です。
▼プロジェクトの概要や趣旨に関しては下記をご参照ください。
http://peaceboat.org/22652.html
http://peaceboat.org/projects/hibakusha.html
 
昨日、広島で参加者を発表する記者会見と、オリエンテーションを行いました。

今回は被爆者2名、ユース1名の合計3名のメンバーで地球一周をしていきます。

 


塚本美知子さん
10歳のときに広島で救護被爆。原爆によって亡くなったご両親の無念の思いと、核兵器の恐ろしさを伝えていくことはご自分の使命と考え、今回応募されました。ピースボート乗船は2010年に続いて2回目です。

 


空民子さん
広島で、3歳のときに1.4kmの自宅で被爆。「負の遺産を未来の人々に残したくない。核のない未来をつくりたい」と決意を語りました。プロジェクトには初参加です。

 


安藤真子さん
広島市出身。高校時代から平和活動に携わり、現在は神戸大学大学院 で平和学を学んでいます。被爆者の方々の思いを託された次世代として何ができるのか。「ヒロシマ」と言葉でしか知らない世界の人々へ、核なき世界への種をまきたいと意気込みを語りました。安藤さんも、二回目の乗船です。

会見の後は原爆資料館の見学へ。過去のおりづるプロジェクト参加者でありピースボランティアの伊藤正雄さんのガイドで、改めて原爆についての知識や理解を深めました。

また、ノーベル平和賞のメダルと賞状の展示も!ここで記念写真を一枚。

その後、おりづるプロジェクトの過去参加者を招いての「証言練習会」を行いました。プロジェクトの先輩方からたくさんの激励の言葉とアドバイスをいただきました!

 

今回、第99回ピースボートのおりづるプロジェクトは、ピースボートスタッフの寺地亜美が担当させていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

出航まで1ヶ月を切りました。
皆さんどうぞ応援よろしくお願いします。

▼記者会見の報道

2018年8月3日 ピースボート乗船の被爆者が会見「核なき世界訴えたい」

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/642989

 

2018年8月22日 ヒバクシャ地球一周 「生きる限り悲劇伝える」 参加者決定 広島

https://mainichi.jp/articles/20180822/ddl/k34/040/480000c

 

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