ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)

イベント報告「2019年、核兵器をなくすためにあなたができること」@広島

2月5日、広島YMCAにて、トークイベント「2019年、核兵器をなくすためにあなたができること」が行われ、120名が参加しました。世代・立場異なる5人のパネリストとともに、2019年にできることを話し合いました。

はじめに、ICAN国際委員/ピースボートの川崎から、核兵器製造企業への投資停止などに見られる核廃絶への世界の動き、それに対する核保有国の軍拡傾向を解説。後半には「あなたにできること」の例として、バッジやメダルの活用、国連が出している軍縮10のアクションなどを紹介しました。また、各政治家の核兵器廃絶に対する理念や取り組みが分かり、直接連絡することを可能にするスマート・フォンのアプリ「議員ウォッチ」の立ち上げを公表し、参加者の注目を集めました。

パネルディスカッションでは、第99回おりづるプロジェクトに参加した被爆者の空民子さん、ユースの安藤真子さんが地球一周を通して見えた世界の印象を発表しました。シンガポールで感じた歴史継承の難しさ、グァテマラで実感した証言の意義など、世界各地で感じたことを語りました。安藤さんは、国連での自身スピーチ、キューバの積極的な核兵器廃絶への取り組みなどについて語り、船内でのピースガイド研修についても紹介しました。

元ユース非核特使の福岡奈緒さんは、大学の卒業論文でフランス領ポリネシアでの核実験を取り上げ、世界のヒバクシャへの関心、活動について話しました。核実験場で差別されるような形で被爆し、証言をしたがらないタヒチのひとが、「広島のひとだから」と心を開いてくれた経験をもとに、広島と海外のヒバクシャで心をひらき、考え、発信するプロジェクトを行いたい、と話しました。

今年高校を卒業し、来年から東京で大学生活を始める高橋悠太さんは、個性を活かしたアピールを尊重するとともに、若者達が直接政治家に話しを聞きに行くという具体的なアクション構想を話してくれました。

ミュージカルの取り組み、被爆証言・伝承を続けていくことの意義、ピースツーリズムの構想など、フロアからも多くのアイディアが飛び交いました。広島ならではの意気込みが感じられたトークイベントとなりました。

終了後はほっと一息、パネリスト、イベント・サポーターのお疲れさま会が行われました。イベント準備の労をねぎらいながら、これからやりたいこと、悩んでいることなど、会話のテーマはさまざま。夜遅くまで語り合いました。

翌日2月6日の「おりづる新年会」には、過去に乗船された14名が参加されました。現在のご活動、船旅の思い出話、これからの目標などが終始飛び交い盛り上がりました。99回のおりづるユースの安藤真子さんは、「船旅中、どの港に行っても歓迎され、過去に行われた証言会について耳にし、これまでのみなさんの活動が今につながっている」と会を締めくくりました。いつも新しいことに気づかせてくれる被爆者のみなさん、今回もありがとうございました!

(ピースボート 松村真澄 / 写真は広島YMCA中奥事務局長よりご提供いただきました)

広島での報道:

NHK 2月6日付

核廃絶 ”市民社会の活動が重要”

https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20190206/4000003589.html

中国新聞 2月12日付

核禁条約発効へ強まる市民の声 ICAN「年内にも批准50ヶ国」 海外で成果 日本に新たな動き

http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=89475&fbclid=IwAR0XzlbWGHXyzQtd7mdAOI9Jw-uGv-4Gy72AP_gOc9hIDpav9wZ9gg67gqw

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