2019年_パナマ~米国、スペイン~ギリシャ(第102回ピースボート)

地中海で響く 被爆者の声 ~ヨーロッパ証言の船旅~

地球一周航海中のピースボート102回クルーズ。バルセロナ(11/5)からピレウス(11/13)までのヨーロッパ区間、以前にもおりづるプロジェクトに参加してくださった坂下紀子さんにご乗船いただきました。

ヨーロッパの様々な都市を以下のようなスケジュールでまわりました。

11/3    バルセロナ(スペイン) イベント主催者と打ち合わせ、カザルス記念館へ
11/4    アンドラ公国 外務大臣と面会
11/5    バルセロナ (スペイン)  船上イベント「終わりのはじまり」上映/ドイツのチュービンゲン大学の学生らに証言
11/6    マルセイユ(フランス) 船上イベント(記者会見+証言会)

マルセイユ船上証言会


11/7 モナコ アルベール1世高校にて証言会、モナコ公国大公と面会
11/8~9  ひと休み
11/10 船内 証言会の準備、打ち合わせ
11/11 船内 証言会
11/12 ピレウス(ギリシャ) 船上イベント(記者会見+「終わりのはじまり」上映)
11/13 キプロスへ空路で移動
11/14 キプロス 外務省関係者と面会

10回を越える証言活動。2歳のときに被爆した坂下さんは、6年前に他界したお母さまから受け継いだ原爆投下の様子を、その都度、勇気を持って話されました。また、新聞記者、編集長など、書くことを生業としてきた坂下さん。書きためていた原爆の詩も、今回初めて朗読しました。モナコ大公面会時には、お母さまから譲り受けた着物のリメイク洋服を身にまとい、場を和やかにしました。

モナコ大公と

また、今回のおりづるプロジェクトも、ヨーロッパ各地のICANメンバー、現地カウンターパートナー、政府関係者等の大きな協力を賜りました。ピースボートでは、東京から川崎、NYから石井りこ、その他多数メンバーによる遠隔サポートがありました。なかなか一つのページでは書ききれないので、同行したスタッフとして振り返りながら、数回に分けて活動紹介をしていきます。

バルセロナの共催者と

文・写真:ピースボート 松村真澄

関連記事

  1. モナコでは高校生と出会い、大公に温かく迎えていただきました
  2. ラテンアメリカで響く 被爆者の声 ~10月3、4日@ラグアイラ(…
  3. 船上証言会でマルセイユの若者たちと意見交換
  4. アンドラ公国の外務大臣にお会いしました
  5. ラテンアメリカで響く 批准への後押し ~10月6日@サント・ドミ…
  6. カタルーニャ民謡「鳥の歌」とともに響いた原爆の詩
  7. キプロスが核なき世界を推進するためにできること
  8. ギリシャで核兵器禁止条約の批准を祈って
PAGE TOP