1.ヒバクシャ証言の航海

出航直前に行われた外務省訪問と記者会見報告★

こんにちは。
だんだんと暖かくなり過ごしやすくなってきましたね。

ユースの2人、外務省前にて

桜が少し残る中、第8回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」出航の2日前であった3月10日、乗船する被爆者の内7名と3名のユースが航海への意気込みを伝えるべく外務省訪問と記者会見を行いました!

外務省訪問の様子

訪問では、野口軍備管理軍縮課課長他担当者の方々とお会いし、被爆者とユースがそれぞれ挨拶と抱負を語りました。出航直前の期待と緊張の中、改めて各々の航海への気持ちを高める機会となったと思います。

野口課長は、継承はこれまでのそしてこれからの重大な課題だと考え、それを国境を超えて伝えていくプロジェクトへの期待と感謝を語り、被爆者には「非核特使委嘱状」、(後日ユースには「ユース非核特使委嘱状」)を授与して頂きました。

委嘱状授与の様子(左:野口課長 右:堀江壮さん)

おりづるバーナーと頂いた委嘱状と共にみんなで記念に一枚


その直後に行われた記者会見では、ピースボートの川崎からプロジェクトの紹介やもうすぐ開かれるNPTに向けたメッセージ映像の作成についての話をするとともに、こちらでも被爆者のみなさんが一人ひとり抱負や思いを語りました。

記者会見の様子

それぞれの体験と想いを熱く語った被爆者のみなさん。忘れてはいけないのは”憎しみ”ではなく、感じた想いであり、どんな人にも二度と同じ苦しみを味わせたくないという気持ちであるということ。少しでも早く核がなくなるよう、世界中の一人でも多くの人にこのメッセージを伝えていきたいと語りました。

第8回おりづる航海参加被爆者再高齢である三宅さん(86歳)

ユースからは、これからを担う若者として被爆者との交流を通しながら、被爆者一人一人にどのような人生があってどのような命の尊さがあるのかを知り、演劇やアートという新しい方法でメッセージを発信していきたい、いままであまり関心のなかった人たちも巻き込み、関心をもってもらう機会をつくりたい、と話しました。

クレイアートでの映像作成を考えていると話したユースの岩本さん

すでにシンガポールでの証言会を終え、2つ目の寄港地に向かっているみなさん。
船上での企画もすでに形になってきていると聞きました。
これからの船からの報告も楽しみにしていて下さい!

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◆◇メディア掲載情報◇◆

出航前の11日、広島版朝日新聞にて大きく紹介されました!

4月11日掲載 朝日新聞「被曝証言の旅へ」
オンライン記事はコチラ

12日には外務省訪問の様子が掲載されました!

4月12日掲載 広島版朝日新聞 「ヒバクシャ地球一周、参加者を非核特使に」
オンライン記事はチラまで。

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(ピースボートインターン エバンズ亜莉沙)

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