今あらためて、日本全国に被爆者の声を届けたい
2017年7月、原爆の恐ろしい威力が世界に示されてから72年、被爆者をはじめ多くの人が夢にまで見た「核兵器禁止条約」ができました。それを受けて、ノーベル平和賞が核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に贈られたのです。
70年以上にわたって、自身の辛い経験を話すことで、これ以上の核兵器の被害にあう人をなくそうとしてきた、被爆者やグローバルヒバクシャたちへのノーベル平和賞であったとも思います。
核兵器のある世界とない世界、どっちがいいかと聞かれたら核兵器のない世界がいい。被爆者の話を聞くと、そのシンプルな「核兵器のない世界への『YES』」をしっかりと掲げることが何よりも大事なのだと気がつきます。
そのために、私たちは、2017年12月から2018年1月にかけて、「今あらためて、日本全国に被爆者の声を届けたい」との思いをもとにクラウドファンディングを行い、200万円をこえる募金が集まりました。たくさんのご支援・ご協力をありがとうございました。
集まったお金をもとに行われた、おりづる全国証言会の様子:
■2018年3月14日 高校生と考える『核兵器で国は守られるのか?』@都内高校 (おりづる全国証言会/準備会)
■2018年4月4日 『私の被爆体験~おなかの中からみた原爆~』(おりづる全国証言会/第1弾 )
■2018年8月10日 小谷孝子さんと「あっちゃん」と想像する原爆 (おりづる全国証言会/第2弾 )
■2018年10月14日 「73年前の広島のはなし」@岐阜県高山市 (おりづる全国証言会/第3弾 )
■2019年2月2日 子どもたちのみらいへのリレー@伊勢(おりづる全国証言会/第4弾 )
■2019年2月9日 今あらためて@佐喜眞美術館(おりづる全国証言会/第5-1弾 )
■2019年2月11日 今あらためて@久志支所(おりづる全国証言会/第5-2弾 )
■2019年9月6~7日 新島の子どもたちと考える戦争と平和、そして命(おりづる全国証言会/第6弾 )