おりづるプロジェクトのディレクター渡辺里香が、2025年9月からICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の国際運営委員になりました。2014年から同委員を務めている川崎哲と2人でピースボートを代表してICANの国際的な取り組みに貢献しています。
ICANの構造
ICANは、2007年にオーストラリアで発足し、110の国と地域から650以上の団体がつらなる国際ネットワーク(連合体)です。(2025年10月現在)「核兵器使用による壊滅的な人道的影響への注意喚起」「核兵器禁止条約の成立に向けた画期的な努力」が主に評価されて、2017年のノーベル平和賞を受賞しました。

Nobel Peace Prize Ceremony
Date: Sunday 10 December
Photo: Jo Straube

2017年当時の国際運営団体メンバー

多くの団体が参加するICANは、「国際事務局スタッフ」と「パートナー団体」、そして「国際運営団体」の3部構成になっています。
国際事務局はスイスのジュネーブにあり、そこで約10人の国際スタッフが働いています。(一部、米国、オーストラリア、オランダ、イギリスで勤務)パートナー団体は、2025年10月現在110の国と地域から650以上の団体が参加していて、定期的に核兵器の非合法化と廃絶を目指して戦略会議やキャンペーナーミーティングを重ねています。最後の国際運営団体とは、パートナー団体の中の10団体が各団体から数人の代表者を出して、ICANのキャンペーン運営方針を議論して決めています。

https://www.icanw.org/partners より
ICANのスタッフとパートナー団体について:
https://www.icanw.org/people_and_structure
国際運営団体であるピースボートについて:
https://www.icanw.org/peace_boat








