本日からちょうど1ヶ月後の12月10日、ノルウェーのオスロで、2017年のノーベル平和賞がICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)に授与されます。
授賞式では、広島で被爆し、現在カナダに住むサーロー・節子さんがICANのビアトリス・フィン事務局長と一緒に受賞スピーチをします。その節子さんは、2008年にピースボートの「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」で世界を周り、各地で被爆の実相を話して核兵器をなくすことを訴えてきました。節子さんをはじめとする103名の被爆者は、使命を感じつつも、どのように伝えるべきかを考え悩みました。この被爆者たちの姿が、ICANに繋がる世界の市民、NGOたちを動かす原動力になったのです。
このドキュメンタリー映像には、広島・長崎の原爆、そして被爆者の生きる姿が記録されています。ぜひご覧ください。
コスタリカ出身のエリカ・バニャレロ監督による「フラッシュ・オブ・ホープ」(2008年 コスタリカ・フィルムワークス)
https://vimeo.com/peaceboat/flashesofhopejp (日本語)
https://vimeo.com/peaceboat/flashesofhope (英語)
ピースボートスタッフ 渡辺里香
この記事へのコメントはありません。