みなさま、ご無沙汰しています。
現在、10名の被爆者を乗せた船は順調に太平洋を航行しています。
ご報告が遅れましたが、これから船内の様子をご紹介していきます。
まずは、ピースボートクルーズのホームページであるピースボートステーションにおりづるプロジェクトの企画を紹介する記事がアップされたのでご紹介します!
▼ピースボートステーション
ヒロシマ、ナガサキの被爆者と共に地球一周し、被爆証言を通じて非核の声を世界へと発信する「ピースボートおりづるプロジェクト」。今クルーズにはこのプロジェクトを通じて10名の被爆者が乗船しています。プロジェクトを通じて被爆者が乗船し航海を行うのは、今回が5回目。企画では、プロジェクトの概要やこれまでの航海の報告、そして昨年3月11日の東日本大震災に伴う東電・福島第一原発事故以来高まる、国内外からの「非核」「脱原発」への動きを、ピースボートスタッフ上泰歩(うえ・やすほ)が紹介しました。
会場となったラウンジには、年齢・国籍を問わずたくさんの参加者が。3.11以降、改めて「核」の問題が突きつけられる中、このプロジェクトに興味を抱いた参加者も多かったよう。企画後半の質疑応答の時間にも、活発な議論が交わされました。
こちらは、企画終了後に設けられた「おりづるプロジェクト」に関する書籍やDVDの紹介コーナー。企画に参加し興味が深まったという皆さんで、大盛況だったよう。
おりづるプロジェクトでは今後、最初の寄港地・タヒチでまず最初の証言が行われます。タヒチ近海のモルロア環礁は、かつてフランスによる大規模な核実験が行われた場所。今なお多くのタヒチの人々が、この実験による放射能被害に苦しめられています。日本の被爆者の声を世界へと発信するだけでなく、世界の被爆者ともつながり非核を訴えるこのプロジェクト。今後の展開にさらなる注目が集まります。
——————————
この記事へのコメントはありません。