3.核廃絶へのいろいろな動き

カンボジア・タイでの原爆展示・講演会 計屋さん&末永さん

第二回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」に参加した計屋道夫さんと、第四回に参加された末永浩さんが、今年の1月にカンボジア、1月から2月にかけてタイで原爆展示・講演会を行ってきました。講演会の他にも、お二人は両国で市長訪問をされ、チェンマイ、ランプーンの両市長さんから「平和市長会議加盟申請書」にご署名を頂くことができたそうです!!

第二回乗船の計屋さんは、長崎で8歳の時に被爆、36年間高校教員を務めた後、3年ほど前から被爆体験を語る活動を行っています。2010年には、「非核特使」の委嘱を受けました。原爆を体験した「語り部」として草の根運動を広げ、特に東南アジア非核地帯へ目を向け、まだ被爆の実態を知らない国々へ知らせるべく活動を続けています。

計屋さんの過去の活動はこちら
【原爆展示・講演会活動 計屋さんinタイ】
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-11033040698.html

次回の講演活動は、ベトナムかバングラディシュで計画中だそうです。

第四回乗船の末永さんは、国民学校4年生の時、入市被爆。被爆教師として平和教育に立ち上げの時期から打ち込んできた方です。長崎の証言の会事務局長などを歴任し、被爆講話は45回で通算1210回、被爆遺構巡りの案内は43回で通算601回行って居ます。国内だけではなく、国外でも様々な活動を展開してきました。

計屋さんもおっしゃっていたように、こうした証言活動も今、次世代を担う若手後継者が必要となっているのだと改めて感じました。
被爆された当人ではない者が後継者となって証言活動を行うことは簡単ではないと思いますが、どうしたら良い方向に持っていけるか私自身もきちんと向き合っていきたいと思います。

(インターン・島田優奈)

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