1.ヒバクシャ証言の航海

原発ではなく、平和教育を! in ヘルシンキ

2015年7月25日、第8回おりづるプロジェクトは105日間の証言の航海を終えて、無事に帰国しました。遅くなってしまいましたが、クルーズ中の寄港地プログラム報告をさせていただきます。

記録ドキュメンタリー映像:『I Was Her Age /過去と今の対話』

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2015年6月1日、フィンランドのヘルシンキでNGO団体との交流をしました。
もともと寄港時間が短い中での活動でしたが、意義のある時間が過ごせたと思っています。

港から近くにある、かわいらしい家で証言会を行いました。ここは私たちを迎えてくれたフィニッシュ・ピース・ユニオンの本部となっているところで、もともとは駅として使われていた建物です。「平和」という名前がついていて、今ではNGO団体がいくつも集まってシェアワーキングスペースの場となっているそうです。現地の人々が15人ほどと、メディアの方が大勢集まってくださいました。

 

貴重な意見交換でした

ヘルシンキでの証言担当は堀江壯さん。現在原発を建設すべきか否かという議論が高まっているフィンランドだからこそ東日本大震災後の原発事故や今も直面している放射能による長期的な影響について紹介しました。堀江さんは、練習している英語にて証言を行えたので、通訳なしで直接自分の言葉で伝えることができました。

 

英語で証言する堀江さん

ユースからは私が、今まで行ってきたおりづるの活動についてスピーチをしました。
堀江さんに負けないように、私も英語でのスピーチを行いました。やはり、ストレートに自分の言葉が届くのは、うれしいです。
ですが、それだけ、相手に対してどの言葉を使うのかを考えるのはとても難しいことで、まだまだ慣れませんが、おりづるファミリーの船内通訳の力を借りて英語でのスピーチに望みました。

コーヒーブレイクの際には、たくさんのヒバクシャの方の取材が入り、それだけメディアも注目していることがよくわかります。

その後、受け入れ団体のNGOが、「ピーススクール」という平和教育活動と、その方法を説明をして頂きました。
基本的に演劇やアートを使用したアプローチだったので、ユースの橋本くんと岩本さんも興味津々で聞いていました。彼らのプレゼンテーションの資料を入手したほどです。

ここフィンランドでは、小規模な証言会・意見交換会でしたが、具体的な平和教育のカリキュラムや方法についての貴重な機会となりました。

もうすぐ寄港地ラッシュも終わりを迎えますが、一つ一つの証言会を大切にやっていきたいと思っています。

(文・おりづるユース 鈴木慧南、スタッフ 渡辺里香 / 写真・鈴木慧南)

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