ピースボートが毎年行っている日韓ショートクルーズ、PEACE&GREEN BOAT2016が8月5日長崎に寄港しました。ここで平和イベントを開催しました(詳細はこちらから)。
これに関する記事をいくつか紹介したいと思います。
また、第六回おりづるプロジェクトに参加された宮田隆さんの活動も記事になっています!
●長崎新聞
『長崎にピースボートが寄港』
ー(要約)ピースボートの船が5日、東日本大震災や熊本自身で被災した小中学生40人を含む、日韓の市民ら約千人を乗せて長崎港に寄港した。船内では長崎原爆の日を前に平和を願うイベントが開かれ、核兵器禁止条約の早期制定を求めた。そのイベントには長崎の被爆者が招かれ、被爆体験を語り核兵器の非人道性を訴えたり、被爆者うたう会「ひまわり」が平和を願い合唱した。
●毎日新聞
『核兵器禁止条約交渉開始求める』
ー(要約)東アジアを巡りながら平和や環境問題を考える「ピース&グリーンボート」が5日、長崎市に寄港し、核兵器禁止条約の交渉開始を求める「ナガサキ声明」を発表した。
この声明では、全ての国に交渉への参加を求めた上で、条約に消極的な態度をとってきたとして日韓両政府を批判し。両政府に交渉への参加を強く求めた。
声明を発表したNGOピースボートの川崎哲共同代表は「日韓両政府が反対していても、市民は条約を求めていると世界に発信したい」と強調した。
船上では平和イベントもあり、長崎原爆被災者協議会の横山照子副会長が世界中で集めている核兵器廃絶の国際署名を紹介し、協力を呼びかけた。
●西日本新聞
『原爆模型で核廃絶訴え』
ー(要約)雲仙市小浜町の被爆者、宮田隆さんは、長崎に投下された原爆「ファットマン」の原寸大模型を使い、被爆体験を語った。この模型は、宮田さん自身が2009年に業者に特注して作った相棒である。
この日は見学にきた日韓の22人に原爆が人体に与えた影響などについて語った。原発にも触れ「原発の技術はまだ未熟。この発電所(温泉水を利用する発電所)のように自然エネルギーを推進すべきだ」と訴えた。
その他船内では核廃絶を考えるイベントが開かれ、被爆証言や合唱が行われた。
ー(要約)米ワシントン・ポスト紙は4日、オバマ米大統領が核実験の全面禁止を求め宇決議案を、加盟国に対し法的拘束力がある国連安全保障理事会に提案することを決めたと報じた。これが実現すれば、署名開始から9月で20年を迎えるが未発行の核実験全面禁止条約(CTBT)と同様の効果を持つ。
核実験を禁じるこのCTBTは、1996年9月の国連総会で採択され、署名が始まった。日本など164カ国が批准を終え、米国も96年にクリントン大統領が署名した。しかし共和党の反対により99年に上院で否決された。
この決議案に対し、NGOピースボートの川崎哲共同代表は「核兵器禁止条約の交渉開始に向けた動きに米国は非常にナーバスになっている。交渉に抵抗して別のことをしようと悪あがきしている印象だ」と懐疑的な見方を示した。
★こちらは毎日新聞電子版にも掲載されています!ぜひご覧ください★
→http://mainichi.jp/articles/20160806/ddm/003/030/219000c
ピースボートインターン 渡邊まあり
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