7月6日~10日にシドニーで開催された国際平和学会(IPRA=International Peace Research Association)の正式サイドイベントとして、7月7日にシドニー大学フットブリッジ・シアターで『フラッシュ・オブ・ホープ』が上映されました。
この会議の主催者は、おりづるプロジェクトのシドニー寄港を支えてくれたシドニー大学の平和・紛争学センター(CPACS、Centre for Peace and Conflict Studies)。
上映会に先駆けて行われた核廃絶をテーマとした全体会では、南オーストラリア・マラリンガでの核実験で被爆した先住民アボリジニのヤミ・レスター氏、核兵器廃絶国際運動(ICAN)からはキャンペーン担当であるディミティ・ホーキンズ氏などの他、第1回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」に参加し、13歳の時に広島で被爆し、現在シドニー在住の森本順子氏も発言しました。
核廃絶をテーマとした全体会
その後、行われた上映会にはオーストラリア、アメリカ、日本、ネパール、インドネシアなど様々な国から数十名が参加しました。上映後、会場からは、「平和教育の教材として使用したい」、「全世界のテレビで放映すべきだ」など高い評価を頂きました。
本作は、7月22日メルボルンにてジャパニーズ・フォー・ピース主催による上映会が予定されています。
13歳の時に広島で被爆した森本順子さん(中央)
(奥村早苗)
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