1.ヒバクシャ証言の航海

船上にて:おりづるパートナー大活躍!

船内でのヒバクシャの活動は、おりづるパートナーによって支えられています。このこころづよいグループは、通称おりパと呼ばれ、一般参加者のなかからおりづるプロジェクトを支援しようと立候補してくださった皆さんです。幅広い年齢層から集まるおりパは、エネルギーと柔軟さで、平和への想いを形や企画にしてくれています。

その一例が「おりづるドレス」!船内新聞をリサイクルした、色とりどりのおりづる600羽を使用して作り上げた、平和のためのドレスです。製作に当たっては、先だっての「おりづる平和資料館」でもヒバクシャをはじめ一般参加者に呼びかけを行いました。多くの手が折りあげた、祈りの結晶のような平和のドレスです。このドレスは、6月23日(水)、沖縄慰霊の日に開催された平和祭「One Peace~わったー・わんだふる・わーるど」でも披露されました。

<ahref=”http: 0800053510625278703.jpg”=”” f=”” e=”” ibakushaglobal=”” 0100705=”” ser_images=”” stat.ameba.jp=”” 2=””>ピースボート ヒバクシャ地球一周 証言の航海-oriduru
そして、いつも平和の歌を船内に響かせるのもおりパです</ahref=”http:>

地球一周の船旅も終盤に近づき、ヒバクシャが身近にいる環境での時間も残り少ない今日この頃。そこで、もっとヒバクシャと時間を共に過ごし、今こそ話をしっかり聴きたいと思ったおりパが、「おりづるランチ」「おりづるティータイム」を立ち上げました。3日に1回ほどの間隔で、昼食もしくは午後のお茶の時間に、ヒバクシャと共にテーブルを囲んで様々な話をしようというこの企画。被爆証言とはまた異なり、よりカジュアルな交流を通じて、参加者とヒバクシャが同じ人間、また若い参加者にとっては人生の先輩として、この船旅を契機に個人的につながってゆくことを目指します。広く一般に参加を呼びかけ、毎回それぞれのテーブルで会話が弾んでいます。

胎内ヒバクシャ・田中健二さんのおりパが企画・運営し、好評を博しているのが「健さんのしゃべり場」です。6月28日(月)には「若者熱まれ!」と呼びかけて、若者が討論するイベントを行いました。ここには、ヒバクシャの田中さんに加え、今回のクルーズ最高齢91歳の関秀世さんに来ていただきました。関さんは元日本軍人としての戦争体験をプリントにまとめ、船内で人々に渡して柔和にお話をされている方です。今回のイベントでは、若い参加者がはたして日本に自衛隊がいるか要らないか、自分たちの考えをぶつけあうのを、関さんと田中さん、そして「むかし若かった」参加者の方々に見守っていただきました。

まず、司会おりパが、「若い人は、まだ考えがやわらかく固まっていない。今日のしゃべり場では、そのあるがままを発表しあって、自分がどう考えているのか、これからどう考えて生きたいかを考える機会にしたい」と協力をお願いしていました。そして、「自衛隊はいらない」「自衛隊はいる」の2つに分かれて意見を出し合い、のち互いに意見を交換しあいました。さまざまな意見に耳を傾け、次の発言につなげてゆく。ディベートではなく、話し合いのような時間でした。最後に関さんから、「災害時救援の機能をもつ別組織を」との提案があり、田中さんは「脅しの文化に屈して武装するのではなく、平和を創り、他国に平和の文化を伝える国になるように次世代が意識してほしい」と締めくくりました。

(小松真理子)

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