1.ヒバクシャ証言の航海

【本船より】国際平和映像祭ピースボート賞受賞者、ツァン下船!

先日、ブログでもご紹介した国際平和映像祭ピースボート賞受賞者のベトナム出身の女性、ツァン・ダオ(Trang Dao)さんが、8月17日、トルコにて下船しました。

下船する前日、ツァンに航海を通して感じたこと、これからの展望などを教えてもらうため「もっとツァンのことを教えて!」企画を行いました。

    ピースボートのおりづるプロジェクト
ツァンをもっと紹介!企画

    ピースボートのおりづるプロジェクト
インタビューに答えるツァン(写真左がツァン)

もともと、友人の紹介で国際平和映像祭に出品したツァン。アニメーションや写真は昔から好きだったそうですが、実際に作品を作ったのは、この映像際に出品したときが初めてだったそうです。「もし何らかの賞を受賞できるならば、ピースボートに乗ってみたい」そんなふうに思っていたら、なんと、本当にピースボート賞を受賞することに!自分の名前が呼ばれたときには、天にも昇る気持ちだったそうです。

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船内で仲良くなった参加者の方と(真ん中がツァン)

ピースボートに実際に乗ってみた感想を聞いてみると「毎日が本当に楽しい。デッキに出ると、青い空、白い雲が広がって。夜には満天の星空。心地よい風が吹く中、ご飯を食べたり、のんびり本を読んだり。本当に楽しい!インド洋で船が揺れたときには、船酔いで倒れちゃったけどね!」と、楽しそうに語ってくれました。

ベトナムからシンガポールまで、枯葉剤被害者やベトナム青年連盟のメンバーが乗船していたときには、ベトナム語から英語への通訳をこなしてくれたツァン。流暢な英語と、勉強中の日本語と、時に覚えながらスペイン語を使って、船内でもたくさん友だちを作っていました。

    ピースボートのおりづるプロジェクト
船でも国際交流!ベネズエラの若い音楽家「エル・システマ」のメンバーと
(写真左がツァン)

また、彼女は、おりづるプロジェクトの記録担当という「仕事」も持っていました。船内で毎日行なっている「おりづるミーティング」に出席し、被爆者のみなさんが、次の証言地でどのようなメッセージを発信していくべきかを共に考え、時に彼女の考えも発言してもらいながら、一緒にプログラムを作ってくれました。

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おりづるプロジェクトに証言会に同行しているときの様子

被爆者のみなさんと一緒に活動した感想を聞いてみると、「おりづるプロジェクトは、私にとって二つ目の家族みたいな存在。みなさん、とても温かく親切にしてくれて、毎日会うのがとても嬉しかった。そして、とてもご高齢なのに核の無い世界に向けて、勉強して、悩んで、発言して。そのパワフルで情熱的な姿に、とても学ぶことが多かった。私の国(ベトナム)でも原発を輸入しようとしているけれど、私ももっと勉強して、自分に出来る活動をやっていきたい」と。

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最後のツァン紹介企画に応援に集まった、おりづるのメンバーと

最後に、ピースボートで共に旅をしてきた参加者の皆さんに一言!「この素晴らしい時間を、存分に満喫してください。そして世界中に友だちをたくさん作ってください。ぜひ楽しんで!」

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みんなで集合写真!

次は、日本語をもっと勉強して、英語と日本語の通訳として乗船したい!と笑顔で話してくれたツァン。お別れするのは寂しいですが、またの再会を楽しみに。

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次は通訳としての乗船を夢見るツァン!

★ツァン・ダオさんのピースボート乗船については、UFPFF国際平和映像祭のサイトでも紹介されています(こちら)。

(ピースボート古賀早織)

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