2008年_第1回ヒバクシャ地球一周(第63回ピースボート)

初めて証言を聞いて 見方が変わった「青い空」

みなさんこんにちは!
またまたインターンのエバンズです。

昨日被爆者の方の証言を聞いたので感じたことをみなさんとシェアしたいと思いこのブログを書いています。

今回証言をしてくださったのは、第1回「証言の航海」に参加した103名の被爆者の1人であった田中 稔子(タナカ トシコ)さん。

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第1回「証言の航海」でベトナム枯葉剤被害者2世であるフンさんに鶴の折り方を教える稔子さん

ピースボート第86回クルーズに一般参加者として乗船し日本に帰航してきたばかりの彼女が、昨日ここ東京高田馬場にあるピースボートセンターまで足を運んでくださいました!

映像や電話では証言を聞いたことがあった私ですが、実際に被爆者を目の前にして聞くのは今回が初めて!

率直に私の反応はどうだったかといいますと・・・
正直泣くことをこらえられませんでした。

彼女の証言では被爆当時の様子が鮮明に言葉で描かれていて、なんだか私もそこに居るような、そんな不思議な感覚に陥らされました。今思い出すだけでも涙があふれてきそうなほどです。
そんな悲惨な状況を実際に体験した稔子さんをはじめとした被爆者の方々。肌で、目で、心で感じた彼らの想いを考えると本当に心が苦しくなります。

原爆落下直後一瞬にして暗黒の世界へと化したヒロシマのまち。中心地から少し離れたところに一週間前に引っ越していた稔子さん一家は最悪の事態は免れたもののいまでも後遺症に悩まされています。

被爆当時わずか6歳だった彼女ですが、当時の様子を70年経つ今でも鮮明に覚えています。彼女だけでなく被爆者の方々のほとんどは幼かったにもかからず被爆当時の様子をhっきりと今でも記憶していることにわたしはいつも驚くのですが、やはりそれほど衝撃的な情景だったということでしょう。
なにせ目の前にある全てが一瞬にして消されてしまうのですから当たり前ですよね・・・。

被爆時、学校に向かって歩いていた稔子さん。一瞬何も見えないほどに辺りは明るくなり、次の瞬間にはもの凄い熱風に襲われると共に、辺りは暗闇へと変わりました。
砂埃がひどく目を開けることが難しかった中、キノコのような形をした巨大な雲(通称キノコ雲)が見えたと言います。

無事家に帰ることが出来た彼女。
壊れた屋根の隙間から見えた少しだけ開けてきた空。その青さに稔子さんは心が救われたそうです。
絶望的な状況の中に見えた青空は彼女の心に生きていく希望の光を与えました。

青い空を見ることが出来ることは当たり前ではないということ。
毎日を私たちはとても恵まれて生きているのだということ。
そういったことを今回改めて実感しました。

ですがそれと同時に、これは当たり前であるべきことなんだという風にも感じました。

(エバンズ亜莉沙)

様々な問題が起こっている中、生活するわたしたち。誰もがこのままではだめだと思ってはいるものの、日々の忙しさに追われ、なかなか解決に向けた行動を起こせないでいる人がほとんどでしょう。何を隠そうわたしもその1人。

ではどうしたら問題の解決に近づけるのでしょうか。
問題を抱えているのは他の誰でもなく私たち自身です。中には直接関わってはいないものもありますが、すべてに間接的には関わっているのです。
どんな問題でも解決できるのは私たち1人1人。問題を引き起こしたのが人間ならば、解決するのもわたしたちでなければありません。
もちろん1人の力では限りがあるでしょう。団結していくことが必要です。

稔子さんはピースボートの船旅を通し、海外に友人をつくることの大切さを学びました。世界各地に1人でも知り合いや友人がいれば、もしもその国と自分の国との間に亀裂が入ったときには紛争が起きないよう、声をあげるでしょう。
これは日本から出なくても、どんなに忙しくても、私たち1人1人が日々の生活で出来ることです。
これが私たちの抱える問題の解決に繋がる一番の近道と言っていいかもしれません。

世界の人々と繋がり、お互いの理解を深めることで、心が通じ合い、誰も争う気持ちなどなくなります。そしてだれもが望む平和な世の中がやっと実現するのです。

これが私が今回稔子さんの証言を通して学んだことです。

実はニューヨークで証言をする予定があるため今回英語で証言をして下さった稔子さんですが、たった3ヶ月で仕上げた英文には到底思えませんでした!
船上でGETの先生方の助けを得ながら毎日何度も練習も重ねてきた彼女。その努力がよく伝わってきました。誰にでも目指すものに向けて努力すればその努力は必ず報われます!

ニューヨークでも多くの人に平和への想いを伝えてくださることでしょう。^^

最後まで読んでいただきありがとうございました。

(ピースボートインターン,エバンズ亜莉沙)

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