ついに4月から始まった朝日新聞連載「証言の航海」が最終章を迎えました。。。
あっという間でしたね!
これまで紹介させていただいてきたものに加え、今回はまとめて最後の3弾を紹介させて頂きます。
まずは第12弾!
出航前の第2弾を執筆いただいた、伊藤正雄さん。今度は、寄港地の報告を記事にしていただきました。ラテンアメリカのベネズエラを訪ね、核廃絶に向けてリーダーシップを発揮しているこの国から多くを学びました。外務大臣、文部大臣に面会することもできました。また、音楽教育を通して貧困やドラッグ、暴力ではなく協調性、自尊心、自立心を育んでいる「エル・システマ」の若者に証言会をしました。
続いて第13弾!
今回は同行スタッフの渡辺里香がハワイイでのプログラムを報告しました。2日間にわたる寄港中、1日目には船の上でハワイ地元の日系若者グループ「オハナ・アーツ」やハワイの被爆者に出会い、堀江さんの証言はハワイで一番大きな新聞社「スター・アドバタイザー」の一面記事になりました。
2日目には真珠湾を訪れ、太平洋戦争の始まりとなったパールハーバー攻撃を多角的に見て学び、考える機会を得ました。またホノルル市長との面会も叶い、国と国という枠組みを超えて、都市と都市、または個人と個人のつながりの大切さを感じました。最後には、被爆者とユースの家族のような姿をみて「まさに継承」と感じています。
そしてついに最終、、、 14弾です!
こちらも同行スタッフの中田智子(なかた・のりこ)からの報告です。105日の船旅を共にして、英国出身の専属映像担当エマ・バゴットが被爆の実相を知り、言葉も文化も違う被爆者を「大切なおじいちゃん、おばあちゃん」と感じて、今後の被爆体験の継承に関わり続けたいと思うに至ったことを紹介しています。彼女にとって、今回の船旅はまさに「人生を変える」旅となりました。
これで15回の連載をすべて終了しました。日本にいながらにして、一人でも多くの人にとって、世界での証言活動や世界の方々からの反応を知ることができる機会になったことを切に願います。
朝日新聞の担当者からも「今までにない形の連載になった」と嬉しいお言葉を頂き、光栄です。
(ピースボートスタッフ 渡辺里香)
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