おりづるプロジェクト2018

人権を重んじる国@カナダ

みなさん、こんにちは。

ピースボートスタッフの野口香澄です。

710日はカナダのハリファックスに寄港をしました。

今回、私たちを受け入れてくれたのは、ICANの参加団体でありMAC(Mines Action Canada)のErin Hunt(エリン・ハント)さんです。

カナダという国は、NATOの加盟国ですが、過去には、地雷禁止条約を成立させたオタワ条約やLGBTや先住民族に対しての差別の問題化など多民族・多文化共生に関しては意識が強くしています。

その国に対して。証言会を通して、核兵器禁止条約に1日でも早い署名・批准をしてもらえるようにしていこうと思います。

 

今回、証言をしたのは被爆2世の品川さんです。

品川さんは被爆2世なので、ご自身の体験はもちろん、お母さんが被爆はしていますが、直接被爆体験を聞いてきているわけではありません。

お母さんの被爆体験を聞けなかったことを残念に思いつつもしかし、被爆者みな被爆体験を話せるような状態ではないというもどかしさを証言の中に入れました。

その上で、多様性や人権を重要視するカナダでは、核兵器禁止条約に署名・批准しないということは核実験の被害に遭った先住民の人権問題につながるのではないのかという話をしました。

次にICANサポーターのErinさんのスピーチがありました。

エリンさんの団体は地雷禁止条約に尽力しました。核兵器禁止条約を制定するにも地雷禁止条約の条文を参考にしたといいます。

これも、エリンさんが長年活動してきた上で完成した条約とも言えます。

エリンさんはスピーチの中でこう言っていました。

「世界を変えることは勇気がいることである。核兵器の使用は人類すべてに影響することである」と話します。

また、カナダ政府は国際秩序・男女平等・先住民への和解などを目指しているといいます。

「核兵器禁止条約にサインをすることでそれらすべての項目が当てはまることになる。なので今こそ、署名・批准をすべきである。」と話をしていました。

次に外務大臣政務官のMatt DeCourcey(マット・デコーシー)さん からお話がありました。

ピースボートが被爆者と共に地球一周をし被爆証言を世界に伝えている活動、そしてエリンさんの地雷を禁止させる為に働いてきた功績などを称えた上で核兵器のない世界を実現したいと話していました。

しかし、その中でもNPTとのかねあいをみていきたいと話をしていました。

 

地雷は悪魔の兵器と言われています。

ピースボートでも長年、地雷廃絶国際キャンペーンということで地雷への募金活動をしています。募金を集めるだけではなく、地雷の恐ろしさも伝えています。

核兵器も悪魔の兵器です。

一瞬で多くの人々を傷つけるだけではなく、放射線で長年人を蝕んでいきます。

人が思う平和の1つに“兵器で人が傷つかない世界”なのであれば、地雷と同様に無くしていくべきであると思います。

カナダは人権を重んじりLGBT・先住民など世界を動かすことが出来ると思っています。

今回の被爆者との出会いが次の一歩になっていたらいいなと思います。

 

 

ピースボート 野口香澄

 

《WEB情報》

エリンさんの団体、 Mine Action Canadaのウェブ記事(7月11日付)

https://www.minesactioncanada.org/peaceboatvisits 

地元テレビ(CTV)の報道「NEWS ATLANTIC」

https://atlantic.ctvnews.ca/atomic-bomb-survivors-bring-message-of-peace-hope-to-halifax-1.4008378

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