皆さん、こんにちは。
ピースボートスタッフの寺地亜美です。
9月1日(土)、いよいよ第99回ピースボートの出航の日を迎えました。
雨が予報されていましたが、願いが通じたのか、清々しい天気の中出航することができました!
遡ること35年前。
1983年9月2日、第1回ピースボートクルーズは、「反核をたたかう太平洋の島々と交流する船旅」として大海原に出航しました。学生たちが主体となりはじまったこのクルーズは、約159人の参加者と共に太平洋の島を12日間でめぐる船旅でした。
そして今回、第99回ピースボート「地球一周の船旅」が、被爆者2名とユース1名を含む約1000人の参加者を乗せ世界21カ国24寄港地をめぐる108日間の旅へ横浜港から出航します。
今クルーズでは、おりづるプロジェクトに取り組むことはもちろんですが、「持続可能な開発目標(SDGs)のアクションキャンペーンの公式パートナーとして、地球環境の問題にも積極的に取り組んでいく予定です。
出航前には記者会見を行い、船に乗り込む前の抱負を、おりづるプロジェクトメンバーお一人ずつ述べていただきました。
原爆は73年前の歴史ではなく、今も続いている悲劇なのだということ。核を持つことが平和につながるのではなく、核兵器をなくすことが重要であること。被爆者の平均年齢が82歳を越えた今、船旅に参加したくてもできなかったかもしれない、ほかの被爆者の方々の思いも伝えていきたいということ。お二人がそれぞれに感じている「使命」について話してくださいました。
記者会見を終え、船に乗り込んでからの「出航式」では、代表して塚本美知子さんがスピーチを行いました。
お見送りに来てくださった皆さんへ手を振って、
「行ってきます!!!」
それでは皆さん、行ってきます!!
ピースボート 寺地亜美
▼メディア報道一覧
神奈川新聞
2018年9月2日 被爆者「核なき世界訴えたい」ピースボート横浜出航
http://www.kanaloco.jp/article
毎日新聞
2018年9月2日 「核兵器廃絶へ出航」 被爆者も搭乗 横浜港
https://mainichi.jp/articles/20180902/ddl/k14/040/014000c
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