1.ヒバクシャ証言の航海

ニューヨークの高校で交流


国連代表団のメンバーは、ニューヨークで10月28日(火)にジャマイカ高校、29日(水)にポーリー高校という2つの高校を訪問し、高校生や社会科教員たちと交流した。
ジャマイカ高校は1892年創立、地元の学生が1800人通う公立高校である。図書室へ入ると、「ヒロシマ・ナガサキ」に関する小さな書籍コーナーが目に入った。ここで、「ゲイトウェイ(Gateway to Higher Education Program)」という数学と科学に関する特別教育プログラムを受けている49人の学生たちと交流をもった。

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ジャマイカ高校で。左端がキャスリン・サリバンさん

 まず軍縮・平和教育家であるキャスリン・サリバンさんが、「核兵器と聞いて思い浮かべるもの」をたずねると、「危険、血、痛み、トラウマ、死、放射能、混沌」などの言葉が挙げられた。その後、3つのグループに分かれた学生たちに、森田隆さん、中村キクヨさん、節子サーローさんがそれぞれの被爆経験を証言し、核廃絶・戦争反対の思いを語りかけた。「アメリカを憎む気持ちがありますか」という学生の質問に対して、森田さんは「最初はあったが、あんな恐ろしいことが他の場所がでおこって、敵討ちを繰り返していては平和がない。戦争を終わらすのは、愛の精神。I LOVE NYの精神と同じように愛を大切にしたい」と答えた。

ポーリー高校での証言風景
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 ポーリー高校は、600人の学生が通う私立高校である。ジャマイカ高校同様のセッションを2回行うと、各回70人ほどの学生が集まった。最後に、吉田勲さんが、長崎の高校生が始めた「高校生一万人署名」の紹介をし、「若い力がシェイクハンドして、核廃絶に向けて動き出している。ぜひアメリカの学生にも参加してほしい」と呼びかけると、交流終了後に4人の学生が参加したいと集まってきた。
またジャマイカ校長の先生も「インターネットを使って日本とアメリカの学生が対話をして、交流を進めてほしい。署名活動にも協力したい」と述べており、運動の広がりを予感させた。

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2日間のハードスケジュールではあったが、4人の代表団メンバーは、学校食堂のホットドックのサイズの大きさに驚きながらほおばるなど、国連では感じられないまた別のアメリカの姿を楽しんでいた。

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