11月18日、広島市まちづくり市民交流プラザにて第5回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」オリエンテーションを行いました。参加被爆者10名と同行スタッフ坂口理香さんが初めて顔合わせをしました。
午前中は、ピースボート共同代表川崎哲による核問題の現状についてのレクチャーと寄港地・プロジェクトの紹介をしました。レクチャーでは寄港地であるタヒチ、ウクライナ、インドにおける核問題についても言及しました。
川崎哲によるレクチャー
昼食後、広島被爆者5名(李さん、松永さん、中村さん、永島さん、石川さん)が約10分間の証言練習を行いました。過去の参加者からアドバイスを受け、寄港地での証言活動の参考になりました。
石川さんが黒い雨について説明する様子
また、広島平和文化センター理事長スティーブン・リーパー氏より激励の挨拶をいただき、被爆者たちは鼓舞されたようです。平和市長会議の加盟数増加におけるピースボートが果たしてきた役割や平和市長会議の今後について述べられました。
スティーブ・リーパー氏と参加被爆者
広島市まちづくり市民交流プラザでのオリエンテーション後、広島平和記念資料館においてピースボランティアしている新見博三さん(第2回参加被爆者)のガイドで、平和記念記念資料館および平和記念公園を見学しました。
広島平和記念資料館見学
オリエンテーションの様子は、新聞でも報道されています。
▼毎日新聞「ヒバクシャ地球一周:チェルノブイリ被災者と交流へ 被爆者証言の航海で初」
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20111118ddlk34040536000c.html
▼共同通信「核廃絶と反原発訴え航海 ピースボート、20カ国へ」
http://www.usfl.com/Daily/News/11/11/1117_005.asp?id=92046
次回オリエンテーションは、12月16日長崎にて行われます。
(インターン 藤田)
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