5月9日(土)午後1時半から国立オリンピック記念青少年総合センターで
アクティブな平和プログラムの構想-ビジョンと評価
平和教育・紛争予防・平和教育
というイベントが行われました。
このイベントでは平和に関わり、活動をしている様々な人が
プレゼンテーションをなさいました。
「ネパールでの実践的平和教育を通じた若者のエンパワーメント事業*」
鎌田 陽司(NPO法人開発と未来工房)
「平和教育をつくりかえる」
竹内 久顕(東京女子大学)
「持続可能な平和の文化-演劇的手法による問題解決ワークショップの可能性」
長岡 素彦(ESDさいたま)
「紛争解決の手法と射程」
石原 明子(熊本大学大学院社会文化科学研究科)
このようにみなさん大変興味深い話をしてくださいました。
色々な角度から平和について考えることができるイベントだったのかなと思います。
同じ「紛争解決」といってもネパールでの紛争解決と日本での紛争解決は全然意味が違います。
平和といわれる日本にも「紛争」は日常的なものとして実は存在していたりします。
平和へのアプローチも様々で、
劇をしたり、ワークショップを開いたり、キャンプをしたり・・・
今後参考にしたい手法がたくさんありました。
今回は最後に1時間弱、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」を平和教育という観点からとらえて、
プレゼンテーションをさせていただきました。
決して平和教育ということを第一目的に作られたプロジェクトではなかったのですが、
実は「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」はとっても新しい形の平和教育だったと考えることもできるのかなと思います。
今後はこのような観点も大切にしながら有意義なプロジェクト作りに励んでいけたらと思います。
今月末の5月30日にも東京女子大学の平和教育学研究会にて
「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」のプレゼンテーションをさせていただきます。
スタッフとしてプロジェクトに関わっているとなかなか見えてこない
プロジェクトの良い点、悪い点が、このように外の方々との交流によって
見つかることもありますね。
今後もこのような機会を大切にしていきたいと思います。
(文責:畠山澄子)
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