3.核廃絶へのいろいろな動き

ヒバクシャ映画、著名人からのコメント!

「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」ドキュメンタリー映画をご覧になった著名人の方々からコメントをいただいておりますので、紹介します。
なお、映画のあらすじや監督プロフィールについての詳細はこちらの記事をご覧ください。

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秋山豊寛さん (農業兼著述業)

■『フラッシュ・オブ・ホープ』について
「ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ」がいかに現存にかかわる深い
メッセージであるかを感じさせてくれる作品。「ホロコーストとヒロシマ・ナガ
サキはジェノサイドという点で同じ」という視点。日本では「平和利用」という
「洗脳」によって存在が受け入れられている原発について、実は「原子爆弾」と
同じ「産業界」の産物であり、原子力産業そのものの廃絶が、核廃絶なのだとい
う視点。「ピースボート」の様々な取組の中でも、特筆されるべき企画であり、
仕事が、この作品だと思います。

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古澤敏文さん (映画プロデューサー)

■『フラッシュ・オブ・ホープ』について
監督は意図せずしてこの作品を撮ることになり、何の先入観もなく制作をした
ことが、かえって作品を非常に分かり易くし、親しみが持てる内容にしたと思わ
れる。勿論、彼女が原爆をもっとよく知ろうとした努力もかいま見られる。そし
て、「原爆の向こうの希望」とい言葉通り、被爆者達の未来への前向きな姿勢が
打ち出されている。
■『ヒバクシャとボクの旅』について
エノラゲイの12名の搭乗者のうち存命者が1名となるような今、原爆被爆者
が直接語ることはとても意義深い。しかし、63年という月日は、語る者、聞き
手、それと仲介者の意識に大きな影響を及ぼしている。この作品は、人々の原爆
に対する知覚衰退への危惧をありのままに描いている。

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古今亭 菊千代さん (落語協会 真打)

■全体のコメント
「知らないことは恥ではなく知ろうとしないことが恥である」と誰
かがおっしゃっていました。どんなお話を聞いても、その時の苦しみ、地獄の様
な凄まじさはわかりきれないことだと思います。だからこそ、もっとお話を聞
き、感じ、想像しなくてはならないのです。話すのもつらい、思い出したくない
ことを語ってもらう大変さや、2世、3世のヒバクシャたちの私が考えたことも
なかった苦しみを引き出して教えてくれた2つの作品に感謝です。「ヒバクシャ
なのに、他の国で苦しんでいる人のことを知らなかった、勉強不足だった」と
おっしゃった方の言葉が胸に刺さりました。

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元木 昌彦さん (編集長 元講談社)

■全体のコメント
唯一の被爆国である、この国の首相が、日本の原発を世界に売り込む行商人になると発言し、
大新聞はそれに批判もせず、そのまま垂れ流す。この国の政治もメディアも
「劣化」などというレベルをはるかに通り越して、崩壊寸前である。
そんな中、ヒバク者103人を乗せ、各国を回って体験を語らせる試みをした
NGOピースボートと、それをドキュメンタリーにした2作品を見て、この国に
もかすかな光は残っていると感じた。
ヒバク体験を世界中で語って回っている女性の「私は怒っているから続けられ
る」という言葉が胸に刺さる。広島、長崎の記憶を消し去ってはならない。戦後
の原点はここにあり、その記憶があるからこそ、戦争放棄を明記した憲法を大事
に守ってきたのだ。この映画を見て、そのことをもう一度思い返して欲しいと、
切に思う。

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森口 豁さん (ジャーナリスト・映像作家)
■『フラッシュ・オブ・ホープ』について
いつの日か必ず来る、避けては通れない「被爆生存者が一人もいなくなる日」
―。このドキュメンタリーは、その人類の大きな穴を埋める希望の映像として大
きな力を発揮するであろうと確信します。
■『ヒバクシャとボクの旅』について
国本隆史さん、あなたは立派に「自分のやるべきこと」を見つけ、歩みだして
います。あなたのやりかたでこの仕事を続けて下さい。一歩一歩…。

(水野響)

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