はじめに川崎さんによる核をめぐる状況の説明があったあと、10代の参加者から質問や意見を聞きました。
広島や長崎では「過去を忘れない、伝え続ける」という話題が主である一方海外では「いま核戦争が起きたらどうなるのか」という議論がなされていることを説明し、その乖離と協力の必要性を述べました。いかに今日の課題にするのかということが重要だと強調します。
また、参加者からの質問は
「step by stepと濁す各国の政府をどう変えるか」
「核抑止力もある程度機能しているのではないか?」
「アメリカの核の傘から抜けることを不安に感じる」
など、まさに核兵器廃絶のために避けて通ることはできない課題を挙げてくれました。
川崎さんは「それ(核兵器)がそもそもリスクを負う危険なものである」ことを強調し、
みなさんがこれからの世界の安全保障のあり方を考えていく。とりわけ核兵器の危険性と恐ろしさを加味すれば、自ずと核兵器という選択肢はなくなるはずと締めくくりました。
広島に引き続き行ったこの10代限定イベントですが、「核兵器をなくしたい」という想いがあるが故に悩むことをぶつけ合い\うことができ本当に有意義なものになりました。
「核兵器ってほんとうになくせるの?」という疑問から「なくしていきたい」「なくせる!」に変化したことを願っています。
そして参加者のひとりひとりがなくすための「行動」を考えたに違いありません。
「なくせた!」と言える日まで、参加者や私たちが行動していきたいと思います。
▼8月8日の報道一覧
8月8日 長崎テレビ
ICAN 川崎哲氏と若者交流イベント
http://www.ktn.co.jp/news/20180808203142/
8月9日 毎日新聞
ICAN・川崎氏が若者とトーク 長崎 /長崎
https://mainichi.jp/articles/20180809/ddl/k42/040/205000c
8月8日 19:00~ J-WAVE『JAM THE WORLD』
「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」について/ジャーナリストで白鴎大学客員教授の下村健一さん
https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/
8月8日 毎日新聞
核兵器製造企業 国内7社投融資 4年で1.9兆円 2社「取引停止」 ICAN調査
https://mainichi.jp/articles/20180808/ddf/001/040/016000c
8月8日 日本経済新聞
犠牲者への「献水」準備 長崎、平和賞記念品公開も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33937860Y8A800C1ACX000/
8月8日 NHK NEWS WEB
長崎原爆の日前に ノーベル平和賞のメダルのレプリカ展示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011568831000.html
8月8日 岡山放送 26:10~
おわりのはじまり~ノーベル平和賞のその先に~
http://www.ohk.co.jp/tvpg/disppg.php?WDATE=020180808&WTIME=26:10
8月8日 The Mainichi
7 Japanese financial institutions had transactions with nuclear weapons firms:ICAN
https://mainichi.jp/english/articles/20180808/p2a/00m/0na/021000c
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