1.ヒバクシャ証言の航海

ヒロシマ・ナガサキ広場の『憲法9条の碑』を訪問

3月8日(火)、カナリア諸島のラスパルマスの寄港地報告をお送りします。
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ピースボートは、今朝早く、カナリア諸島のラスパラマスに着いた。テルデ市は、州都ラスパラマスに次ぐ2番目の都市で、港からバスで40分余りのところにある。スペイン時代の風情が残る大変美しい町だ。
テルデ市は、スペインのNATO加盟を機に、非核宣言をした。その後、1996年「ヒロシマ・ナガサキ広場」を作り、戦争の放棄をうたっている日本の憲法9条に共感して、『憲法9条の碑』を建てている。
私たち被爆者一行は、一般乗船者の参加の皆さんと共に、「ヒロシマ・ナガサキ広場」に向かった。
「ヒロシマ・ナガサキ広場」は、町の中央ロータリーの直ぐ側にあった。広場の中に鉄パイプでカラフルにデザインされた家屋風のオブジェがあり、その壁面にタイルに焼き付けられた大きな『憲法9条の碑』が高く掲げられている。その一連の発想と行動力、そしてデザインに驚かされる。
市長はじめ市議会議員4名などが待ち受けて大歓迎。またTV局などのマスコミ関係者も多く詰め掛けていた。そのため、余り広くない広場は一杯になった。
歓迎集会では、市長から歓迎のあいさつがあった後、被爆者を代表して壷井進氏が謝辞を述べると共に、「核兵器廃絶と戦争のない平和な世界」を力強くアピールした。

    ピースボートのおりづるプロジェクト-テルデ市市長

訪問によって、市長はじめ地元の皆さんの「核兵器廃絶と戦争の放棄」に対する熱い思いに感動。逆に勇気をいただいた気がした。

    ピースボートのおりづるプロジェクト-市長、被爆者、一般参加者とともに

一方で、憲法9条で戦争の放棄をうたっていながら、実際には自衛隊という軍隊を持っている日本の矛盾の現実に、あらためて考えさせられた。(西田 吾郎)

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