10月25日、ブラジル在住の被爆者の森田隆さん(第1回航海参加)と盆子原國彦さん(第3回航海参加)が東京のピースボートセンターに来てくださいました!
お二人は戦後ブラジルへ移住され、ブラジル被爆者平和協会を立ち上げこれまで在外被爆者の援護や被爆者手帳の取得などに尽力されてきました。
久々にピースボートセンターを訪れた森田さんは「若者たちがたくさんいるのがいいね」としきりにおっしゃっていました。
現在、ブラジルでは2機の原発がありさらに増設する予定でしたが、福島原発の事故をうけて増設の計画はとまっているとのこと。確かに日本のメディアもそう伝えています。しかし、盆子原さんは「やめたのではない。今は計画をとめているが、政府は増設したがっている」と言います。盆子原さんはご自身が5歳のときに広島で被爆し、幼少期は病弱だったといいます。そんなご自身の経験もあり、同じような子をこれ以上増やしてはいけないと話してくださいました。森田さんも「原発はなくさなければいけない」とおっしゃっていました。
来週には出身の広島へ行かれるそうです。お二人とも本当にお元気でいらっしゃってとても嬉しく、励まされました。森田さん、盆子原さん、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!
この記事へのコメントはありません。