1.ヒバクシャ証言の航海

【報告】7月16日 音楽イベント「輪恩」池田さん登壇@オリンピックセンター

みなさん、こんにちは。
おりづるインターンの鈴木 俊平です。

7月16日、国立オリンピック記念青少年総合センターで、
ピースボート80回クルーズに乗船する、ベネズエラの「エル・システマ」と、第6回「証言の航海」の池田昭(いけだ・あきら)さんをゲストに迎えた、コンサートが開かれました。

題して、【一夜限りのコラボレーション音楽イベント「輪恩」地球の反対側から日本の地へ…】

このイベントを企画したのは、高校生団体HOT JAPAN Projectメンバーを中心に、
大学生も加わったチーム「WAKWAK」の9人です。

遠い国の南米ベネズエラの若い音楽家10名が、NGOピースボート地球一周の船旅に参加するために来日し、彼らが広島を訪問し、ヒバクシャに寄り添い、平和の意味を見つけようとしている事を知り、若い世代に「無関心から、愛へ…」を提供出来るイベントをしたいと企画しました。

コンサートは、金菅楽器を中心とするアンサンブルで構成され、会場からは手拍子が鳴り響いたりと、大いに盛り上がりました!その上、震災復興の歌「花は咲く」もサプライズで演奏されました!
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エルシステマのコンサートの様子

このイベントでは、日本とベネズエラの若者が、ヒバクシャの経験を一緒に聞き、音楽を通じて、歴史と未来をどう継承していけるかを考えました。

第6回 ヒバクシャ地球一周 「証言の航海」メンバーの池田昭(いけだ・あきら)さんが登壇され、実行委員の谷村啓(たにむら・けい)さんとの、Q&A形式でインタビューがおこなわれました。
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インタビューの様子。写真左:池田昭(いけだ・あきら)さん 写真右:谷村啓(たにむら・けい)さん

Q・谷村:「8月9日、長崎に原爆が投下されましたね。当時まだ中学2年生だった池田さんは、投下された直後はどのような状況におかれていたのですか?」

A・池田:「爆心地から3kmにある広場を歩いていた時、周りがまっ黄色に光りました。閃光弾が近くで炸裂したのかと思い、物陰に隠れようと駆けだした時爆風で倒されガラスの破片を浴びました。」

と、池田さんに原爆投下直後の体験や核兵器の恐ろしさについてお話しして頂きました。
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被爆当時の様子を証言する、池田昭(いけだ・あきら)さん

この後に、エルシステマの若者が広島をおと連れて、原爆の事を学んできた感想などを話す機会が設けられました。

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広島で平和学習を受けた、エルシステマのメンバー3人と池田さんとの意見交換の様子
お互いの意見を述べ合った後、池田さんからは若い世代に向けてメッセージが送られました。

池田:「原子爆弾を体験した被爆者は高齢化し、自分の言葉で実相を伝えることが難しくなってきました。ここにお出での皆さん方に先ず関心を持っていただいて、核の脅威を周囲の方さらには次の世代に継承し、「核兵器が1発もない世界」を実現して欲しいのです。そして、一人ひとりに人生があり、未来があったのに、家族に別れを告げることもできずに死ぬなんてさぞ無念だったことでしょう。
核兵器を使用したらこんな非人道的な結果になるのだということを皆さんに知って欲しいのです。」
と、現在の切実な願いを語っていただきました。

イベント前には池田さんとエル・システマのメンバーによる交流会が設けられました。
池田さんはご自身の経験をスペイン語でお話しして頂き、メンバー含めスタッフも
大変感動すると同時に、この経験を伝えていくことの重要性を再認識しました。
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コンサート前の控室にて、エルシステマのメンバーにスペイン語で証言をした池田さんを囲んでの記念撮影

コンサートではNHKの朝ドラマ「あまちゃん」のテーマ曲を始め、テンポの良い曲が続き
会場も一体となって盛り上がりました。
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「あまちゃん」のテーマ曲で盛り上がる会場、広島で被爆証言を聞いたバイオリニストのアレハンドラ

幕が降りても拍手は鳴り止まず、自然とアンコールがわき上がり、彼らも喜んで応えました。
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アンコールに答える、エルシステマメンバー
コンサート終了後には、エルシステマのメンバーから池田さんに寄り添う姿も!
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写真左:トランペット奏者エドウィン 写真右:池田昭(いけだ・あきら)さん

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実行委員の高校生・大学生メンバーと一緒に集合写真「駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館」の「モーリス・レイナ」文化担当官も応援に駆け付けて下さりました。写真左奥
会場では高校生や大学生の姿も多く見られました。
「若い世代の方々が被爆者の生の声を聞き、考えていく」
今回のイベントがそのような貴重な機会になったと思います。

■☐関連ブログ☐■
【NPO法人Blastbeat】エル・システマと、国際的なコラボイベント開催!2013年07月22日

(おりづるインターン 鈴木俊平)

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