8月17日、トルコのイズミル市内で平和市長会議加盟式と証言会を行ないました。今回は写真を多めに紹介します!
おりづるプロジェクトの紹介をするピースボート古賀早織と
長崎市長からの手紙を読み上げる宮田隆さん(5歳のとき長崎で被爆)
加盟式の後は、世界中からサマーピースプログラムのために集まった若者たちに向けて証言会を行ないました。
今回の証言者は、13歳のときに広島で被爆し「ヒロシマ・ガールズ」として治療渡米した笹森恵子さん、1歳のときに広島で被爆した高村秀樹さん、おりづるユース特使の瀬戸麻由さんの3名です。日本-トルコ間の原発協定などにもふれながら、いま「核なき世界」を実現する意義を念頭にメッセージを発信しました。
英語で被爆証言をする笹森恵子さん(13歳のとき、広島で被爆)
人生で初めて海外で証言をする高村秀樹さん(1歳のとき、広島で被爆)
証言会の後は、会場の若者たちとフリーディスカッションを行ないました。
「これまでアジアで証言をするときに、太平洋戦争(日本の加害の歴史)についてどのような意見があったか」(中国出身の青年)
「原発に替わるエネルギー供給を考える必要はあるが、スペインのような曇りの多い国で太陽光などの自然エネルギーは現実的に有効なのか」(スペイン出身の青年)
「原爆の世代を超えた影響はどのような点にあるか」(ノルウェー出身の女性)
など、会場の若者から様々な質問が飛び交い、おりづる被爆者とユース特使の瀬戸さんが交互に返答しました。
意見交換会と同時進行で、会場の外では交互に地元メディアの取材に対応。通訳をしてくれたスタッフもひっぱりだこでした。
会の最後は、会場の内外で記念撮影。
また今回の寄港地にて、区間乗船の2人、国際平和映像祭ピースボート賞受賞者のツァン・ダオさんと笹森恵子さんが下船されました。いつも笑顔で愛あふれる恵子さんは船内でも大人気。寄港地でも英語で力強いメッセージを発信してくださいました。
しばしのお別れは寂しいですが、今後も引き続きツァン、恵子さんの想いも共に旅を続けていきます!
(ピースボート古賀早織)
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