1.ヒバクシャ証言の航海

【報告】第6回「証言の航海」フランスでエコハウス・ルバタスセンターに訪問

みなさんこんにちは!
第6回「証言の航海」におりづるユース特使として参加した瀬戸麻由です。

航海中に、おりづるユースとしてたくさんの貴重な出会い・学びを経験することができました。その中でも、マルセイユ寄港時に訪れた「エコハウス・ルバタスセンター」での体験についてご紹介します。

(地球一周を通して学んだこと、感じたことはコチラ)

$    ピースボートのおりづるプロジェクト
深い森の中にあるルバタスセンター。写真提供:第80回クルーズWebリポーター Leonie Shanks

ルバタスセンターは、電力の大部分を原子力発電に依存するフランスにあって、自分たちの使うエネルギーを自分たちで生み出している施設です。
大人・こどもに向けた環境教育を行いながら、自給自足を体現して社会に対するメッセージを発信するルバタスセンター。

ピースボートのオプショナルツアーで施設私たちは、実際に太陽光発電に使われているパネルを使ったワークショップや、太陽熱温水器の見学、センター周辺で活動するみなさんとの交流を行いました。

$    ピースボートのおりづるプロジェクト
かわいいブロックを使ったワークショップを体験。写真提供:第80回クルーズWebリポーター Leonie Shanks

センター職員の方からのお話で印象に残っているのは、施設での子どもたちへの教育方法についてです。
「施設に子どもたちが滞在して環境について学ぶこともあります。テーマごとにワークショップを行ったり、講義ではなく質疑応答の時間を多くとったりして、いかに『勉強』でなく子どもたちが楽しめるかどうかに気を配ります。一番大切なことは、押しつけではなく子どもたちの気持ちを引き出していくこと。大人はその手助けをするんです。例えば、有機栽培を理解してもらうには、野菜を育てる畑に実際に行った後に、自分で食べるものを自分で作るというのが一番すっと受け入れられやすいんですね。」

ルバタスセンターの近くには、国際熱核融合実験炉(イーター)と呼ばれる原子力研究施設があります。原子力エネルギーの推進に対する反対を主張しながら、自分の足元から生活を見直し、「自立」を実践するルバタスセンターの取り組みから多くのことを学ぶことができました。

何より、深い森の中、天気の良い日にこのセンターにいるのは本当に気持ちがよかったです♪
敷地内で育てた有機野菜のお食事あり、明るい職員のみなさんとの交流ありの素敵な時間を過ごすことができました。

$    ピースボートのおりづるプロジェクト
おりづるプロジェクトメンバー・福島ユースもツアーに参加!写真提供:第80回クルーズWebリポーター Leonie Shanks

フランスというと原子力政策のイメージが先行しがちですが、信念を持って自分の実現したい社会へ向かおうとする人たちの確かな存在を知ることができました。世界にメッセージを伝えていくときに、各地でそのような人たちとつながることの大切さを改めて感じます。

「実現したい世界を、足元から実践していく。」
たくさんの出会いを経験して地球一周から日本に戻ってきた今、改めて自分の生活の在り方を考えていかなければと気が引き締まる思いです。

みなさんの実現したい未来は、どんな世界でしょうか。
私たち一人一人が意識することで、日々の生活の中の小さなことでも「実現」できるはずです。

(おりづるユース特使 瀬戸麻由)

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