こんにちは。
ピースボートインターンの鈴木慧南です。
核兵器の非人道性に関する国際世論の高まりを受け、
核兵器禁止条約の交渉会議が今年3月にニューヨーク国連本部で開幕します。
こうしたなか、ピースボートは今年4月に出航する地球一周の船旅において、
第10回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」(おりづるプロジェクト)を実施します。
このプロジェクトに参加したい熱意を持った
被爆者、被爆二世、継承者、ユースを募集します!
今回のプロジェクトの趣旨は
【市民の力で核兵器を禁止する -過ちをくり返さないために-】
昨年の年末の国連総会において
核兵器禁止条約交渉開始へ向けた国際会議が今年の3月から始まることが決まっています。
戦後72年目を迎える中、ようやくヒロシマ、ナガサキの被爆者の声が
世界の共通のルールとなる日が近づいてきています。
しかし、日本は依然として「反対」の立場を変えてはいませんし、
世界の核保有国や核の傘の国々はこの交渉に反対しています。
また、被爆者の平均年齢も80歳を超え、生の証言を世界の市民へ向けて
伝える機会は年々減ってきているのが現状です。
そんな中、おりづるプロジェクトは今年でついに第10回を迎えます。
世界での証言活動を通して、核廃絶へむけての市民の力を
さらに後押しするために意欲のある方をお待ちしております。
第10回 ヒバクシャ地球一周 証言の航海
日程:2017年4月12日〜7月25日(第94回クルーズでの実施)
募集概要:下記のURLをご覧ください
http://peaceboat.org/17873.html
私は第8回のプロジェクトにユースとして参加しました。
世界で証言のお手伝いができるのはもちろんなのですが、
「被爆者の方々と地球一周できる」ことが何よりも貴重な体験だと思います。
被爆証言だけの聞き手になるのではなく、
ひとりひとりの被爆者の方の人生を教えてもらうことによって
私自身も「伝えたい」思いがどんどん強くなりました。
また、105日間の船旅を通して孫のようにかわいがってくださる
おじいちゃんとおばあちゃんができたのはとてもうれしいですし、
今でも夏に広島長崎を訪れるたびに会っています。
たくさんのご応募お待ちしております。
ピースボートインターン 鈴木慧南
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