2.ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)

ICANノーベル平和賞受賞記念企画 長崎おりづる被爆者報告会&交流会

みなさん、こんにちは。

ピースボートスタッフの野口香澄です。

 

1113日と14日に長崎に行き、長崎のおりづるプロジェクトに参加した被爆者の皆さまに向けて直接ノーベル平和賞の受賞報告会をしてきました。

 

長崎市役所に到着すると、今回のノーベル平和賞の受賞を横断幕が掲げられていました。

 

長崎市役所にて田上市長に直接ノーベル平和賞を受賞した喜びをお伝えすることが出来ました。

田上市長も今回の受賞について喜びの言葉を言っていただき、「被爆者の方の想いが届きこれからがスタートである。また、若い世代がどのように継承していくかが大事」と言っていただきました。

 

※訪問する度に温かく迎えてくれます。

市長への表敬訪問の際にも多くのメディアの方々が取材に来ていただきました。

 

表敬訪問ののちに、記者会見も行われました。

※多くのメディアの方に来ていただきました。

 

1210日にオスロで行われるオスロツアーも発表され、どのようなツアーなのか、どういう趣旨で行われるのかなど質問が相次ぎました。

※会見の様子

お陰で、全国放送にもその時の様子が流れることが出来ました。

※その日の夜にNHKニュースで流れました。

 

そして、夜にはおりづるプロジェクトに過去参加者の被爆者の方々を招いて、「ICANノーベル平和賞受賞記念企画 長崎おりづる被爆者報告会」を実施しました。

総勢30名の方に来ていただき、大いに盛り上がることが出来ました。

まず、会の始めにピースボート/ICAN共同代表である川崎哲から参加者の皆様に向けての挨拶がありました。

「この賞は被爆者の皆さん、1人1人の方が取った賞であります。辛い出来事を語らなくても良いことをあえて語っていただいた結果であります。」と気持ちを伝えました。

 

被爆者の方代表の挨拶のところでは、参加者の最年長であり93歳である中村キクヨさんにご挨拶していただきました。

※93歳と思えない若々しい姿で話す中村さん

「何も出来なくてもピースボートで多くの方と出会い、話を聞いたり話をした入りすることで、1人では証言が出来なくても関係を築くことで多くの人に伝えることが出来る。」と第1回のおりづるプロジェクトに参加した時を思い出しながら喜びを話していただきました。

 

花束も用意し、お渡しすることが出来ました。

今回、代表で花束を渡してくれたのが、井黒キヨミさん91歳です。

※今回の受賞をとっても喜んでいました。

 

サプライズで花束を用意していただき、代表で三瀬清一朗さんが花束を渡していただきました。

 

また、ここにもメディアの方が多く来ていただき、その様子もTVで流れることが出来ました。

※ピースボート/ICAN共同代表の川崎に花束を渡す三瀬清一郎さん

最後は全員で記念撮影をしました。

※来ていただいた皆様、ありがとうございました。

長崎の被爆者の皆様は本当に元気で明るくて行くたびに元気をいただきます。

第1回~10回までおりづるプロジェクトに参加した被爆者の皆さんが一生懸命各地で船内で、そして船を下りてからも活動していただいた結果が今回のICANノーベル平和賞の受賞だ思っています。

 

受賞の喜びを多くの被爆者の方にお伝えをすると皆さん共通でこう仰います。

「これからが核廃絶へのスタートです。」

被爆者みなさんのパワーを受取り、今度は若い世代が頑張る番だと思いました。

 

 

ピースボートスタッフ 野口香澄

 

 

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