みなさん、こんにちは。
ユース特使の浦田沙緒音です。
今回は、おりづるピースガイドについてお話ししたいと思います。
前回のクルーズから始まった「おりづるピースガイド」養成講座は、核兵器の被害に関する基礎的な知識を得て、核のない平和な世界に向けた課題について理解をし、ピースガイドとして、他者に発信する活動をしていくための養成講座です。
このピースガイドは、被爆者の方の被爆体験を丸ごと語り継ぐのではなく、自身が得た知識と直接被爆者の方から聞いた証言をもとに、自身の言葉で被爆体験の継承を行っていくものです。
養成講座は「講習」(以下参照)および「課題」のふたつの要素によって成り立っています。
講習1:オリエンテーション・原爆について
講習2:核兵器について
講習3:木村徳子さん聴講(被爆証言)
講習4:木村徳子さん聴講(質疑応答、映像)
講習5:浦田沙緒音聴講(活動する若者紹介)
講習6:広島・長崎について
講習7:原発・福島問題について
講習8:おりづるプロジェクト・国際署名について
以上の講習を全て受講し、課せられた面談を通過するとピースガイドとして認定されます。
今回、おりづるピースガイド養成講座を受講された方は40名を超え、全8回を修了して面談にも通過、ピースガイドに認定された方は32名おり、非常に多くの方が受講してくださいました。
30分弱の面談のなかで、木村さんの被爆体験のお話とともに、今回学んだことも踏まえながら筋道立てて人に伝えるというのは、なかなか難しいかと思いますが、みなさんそれぞれ学んだことをまとめ、その結果認定となったようです。
そんなピースガイドの過程を、写真とともにお伝えします。
※ピースガイド募集説明会のようす
※木村さんより一言いただきました
※原爆についての基礎知識の講習
※木村さんのお話
※長崎の被爆遺構について木村さんに訊く
※面談のようす
※ピースデーへの準備
※修了式のようす
※修了証の贈呈
※ピースガイドになられた方々に向けて
※ピースガイドになったみなさんと
こうした取り組みが広がって、この問題について考え、発信する人たちが草の根で広がっていくことが、核兵器を無くす上で重要だと思います。
おりづるユース 浦田沙緒音
ピースボート 佐久間高志
この記事へのコメントはありません。