みなさんこんにちは、第99回クルーズおりづるユースの安藤真子です。
12月17日に108日間の地球一周を終え、無事横浜港に帰港しました。
また、帰港後記者会見を行い、第99回クルーズおりづるプロジェクトの成果や各々の感想を報告を行いました。
まずピースボートスタッフの寺地より、今回のおりづるプロジェクトの概要と成果の報告を行いました。
24寄港地中17寄港地で証言会を行い、のべ1200名もの方々に被爆証言を聞いてもらうことができたということを報告しました。
また船内でも様々な企画を通し多角的に核兵器やその被害、世界の現状を知ってもらう機会を作れたと述べました。
特に、「ピースガイド養成講座」では31名がピースガイドとして修了したことを成果として挙げました。
被爆者として世界一周した塚本さん・空さんも感想を述べました。
空さんは特に印象に残っている寄港地としてシンガポールとハワイを挙げ、お互いの歴史を見つめ知ることでより理解と平和への想いが深まり、和解することができた経験を共有しました。
塚本さんは国連での活動を挙げ、英語で証言を行った印象が強いことや、高見沢大使との面会で感じた葛藤などを共有しました。
そしてユースの私からは、船旅と通してこそ行えるこのおりづるプロジェクトの意義を振り返るとともに、特に印象的だった寄港地の活動としてメキシコとキューバを挙げました。
「核兵器廃絶を願わない国民はいない」という言葉に驚いたキューバと、「核なき世界のために働く自国を誇りに思う」という言葉に心底感心したメキシコです。いつか私もそんな風に言えるようになりたい、そのような空気を日本で作っていきたいと改めて考えたということ共有しました。
この記者会見を行うことで、本当に99回クルーズおりづるプロジェクトの活動が終わってしまうのだと感じました。
108日間一緒に走り抜けたおりづるプロジェクトのメンバーに本当に感謝しています。
おりづるユース 安藤真子
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【公式報告書はこちら】
世界の若者たちに被爆証言を届ける・第99回ピースボートが横浜港に帰港しました
http://peaceboat.org/25487.html
【メディア情報】
12月31日付け 神奈川新聞
ピースボート、被爆者が横浜に帰港 核なき世界を訴え
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