3.核廃絶へのいろいろな動き

ローラン・オルダムさんを追悼して

※ローラン・オルダムさん。第67クルーズの時、タヒチにて。

タヒチで核実験被害者の権利のための活動をしてきた「モルロアと私たち(モルロア・エ・タトゥ)」の代表者であるローラン・オルダムさんが3月16日に亡くなられたとの報を受けました。長くガンと戦ってこられ、享年68歳だったとのことです。
ローランさんには、これまでピースボートがタヒチに数多く寄港するたたびに本当にお世話になってきました。船に乗って船上で核兵器問題を語っていただいたこともあります。2011年にはグローバル・ヒバクシャ・フォーラムを現地で受け入れてくださり、また、2017年の国連における核兵器禁止条約の交渉会議では、力強い言葉を私たちに残してくれました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

以下は、ピースボートからご家族とモルロア・エ・タトゥの皆さんに送ったメッセージをご紹介します。(ピースボートの英語ホームページでの追悼記事はこちら
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ローラン・オルダムさんのご家族の皆さま 親愛なるモルロア・エ・タトゥの皆さま

ローラン・オルダムさんの訃報に接し、ピースボート一同を代表して、心よりのお悔やみを申し上げます。

ローランさんをはじめモルロア・エ・タトゥの皆さんは、ピースボートが美しいタヒチの島に寄港することを温かく、くり返し、迎え入れてくださいました。

ローランさんは、核実験で苦しめられてきたタヒチの一人ひとりのことを心から思い、その権利と尊厳のためそして核兵器をなくすために、休むことなく戦ってきました。私たちはその姿に多くを学び、刺激を受けてきました。とりわけ、誇り高く戦う彼の姿勢に、私たちは感銘を受けてきました。

ローランさんやモルロア・エ・タトゥの皆さんは、広島・長崎の被爆者やその孫の世代の伝承者たちを受け入れてくださいました。さらに、原発事故の被害にあった福島の人々とも交流してくれました。そこで私たちは議論を重ね、タヒチの人々と日本の人々が核のない世界に向けてどのように協力できるかを話し合いました。私たちはその議論を決して忘れませんし、無駄にしません。被害者の記憶を次世代に継承しながら、活動を続けていきます。

ローランさんは一昨年、ニューヨーク国連本部の核兵器禁止条約交渉会議のなかで核被害者として力強く証言されました。その声は、その後成立した同条約の中にはっきりと刻まれました。このような非人道兵器を許してはならないという国際規範が、まさにローランさんらの勇敢な取り組みの上に、成立したのです。私たちは、ピースボートの船旅を通じて、これをさらに世界へと広げていきます。

ローランさんのご家族の皆さんに深い哀悼の意を表するとともに、彼とともに活動し彼を支えてきたすべての皆さまにお見舞いを申し上げます。ローランさんの偉大な遺志を引き継いで、国境を越えてともに活動を続けていくことをお誓いします。

2019年3月18日

ピースボート
共同代表
川崎哲、吉岡達也  

※第83回クルーズの時、タヒチにて。
※第75回クルーズの時、キューバにてカストロ議長と
※第75回クルーズの時、キューバにて。
※第94回クルーズの時、ニューヨーク国連でのサイドイベントにて。
※第94回クルーズの時、国連でのサイドイベント後の夕食会にて

  ローランさんに関するいくつかのビデオや報道もご紹介します。   Roland oldham nous a quittés, Polynésie la 1ère

  Roland Oldham, président de Moruroa e tatou

Roland Oldham est décédé

Roland Oldham n’est plus

Roland Oldham : une vie de combats

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