3.核廃絶へのいろいろな動き

李鐘根さん 、「大韓民国褒章」を受賞

10月5日は「世界韓国人の日」ということをご存じですか?
今年はこの日に、おりづる被爆者で広島在住の李鐘根(イ・ジョングン)さんが、大韓民国国民や友好国の国民として大韓民国に著しい功績を残した人に授与する「大韓民国褒章」を受賞されました。

この褒章は、政治·経済·社会·教育·学術分野の発展の功績がある者、生命の危険を冒して人命を救助し、又は財産を保護した者、財産を寄付するなど善行をした者、その他公益事業に従事して国民の福利増進に資する功績が明らかな者に授与されるものだそうです。毎年、内閣の各省において、いろんな分野の人々を選抜・評価して授与します。李さんは今回、他の10名と共に、外務省から推薦されました。授賞式では、文在寅(ムンジェイン)大統領の名前で発行された褒章証を受け取りました。

10月5日の韓国メディアにも掲載されています

https://www.worldkorean.net/news/articleView.html?idxno=41489
https://www.dongponews.net/news/articleView.html?idxno=44776

外務省推薦の11名。上から8番目が李鐘根さん。(上記のニュース記事より)

 

人生でこんなに嬉しいことはありません

授賞式での李さん

授賞式のスピーチで、李さんはこのようにお話しました。「2012年にピースボートに乗船するまで李鐘根の本名を使ったことがありませんでした。本日、身に余る賞を頂いたこの名前を85歳になるまで使わなかったのです。本名を名乗りながら世界を周りながら被爆体験をし、2014年にもう一度ピースボートの証言の航海に出ました。帰国後、「李鐘根」として日本の方々に被爆証言を始めたのはつい最近の2018年です。その前は、、、隠していました。話すようになってからは子どもにも話す機会が多くあります。その時にはとにかく戦争をしてはいけないこと、そして韓日併合のことをわかりやすく話すようにしています。このような私の被爆者としての活動が、本国の大統領に届いてこのような賞を頂けて、、、、先ほどまで[嬉しくて]泣いていました。このように皆さんとお祝いできて嬉しいです。人生でこんなに嬉しいことはありません。これからも日本社会において自分にできる範囲で被爆証言を続けて行きたいです。」と。

李さん、本当におめでとうございます。ピースボートとの出会いを授賞式でもお話くださってありがとうございました。これからも、李さんの被爆体験、証言、韓国と日本への思い、未来につなげたいこと、多くの方に伝えるお手伝いをさせてください。

後日、広島の領事館で褒章バッジと時計が送られました

今までの李さんに関するブログ記事(一部)

◆ヒバクシャの声を聞くーヒロシマ・ナガサキ75年 第4回:李鐘根さん
https://hibakushaglobal.net/2020/08/08/75th_testimony-series_lee

◆「私は韓国人」 80の決心
https://hibakushaglobal.net/2019/08/01/lees-decision

◆4月24日、モトリル市役所を訪問、平和首長会議に加盟していただきました!
https://hibakushaglobal.net/2014/04/25/7-0425

文:渡辺里香

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