8月27日の読売新聞にピースボート95回クルーズ(2017年)に乗船頂いた、木村徳子さんの記事が掲載されています。
95回クルーズ
記事にもあるように英国やアメリカなど6か国を訪問し、ニューヨークでは国連本部で核兵器の廃絶を訴えました。また、それはICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞したタイミングでした。
木村さんと、同乗したユースの浦田沙緒音さんはアイスランドでその報に触れ、お祝いするイベントを企画すると同時に、核兵器禁止条約への各国への呼びかけを強めました。
この度、木村さんが所属する世田谷同友会(世田谷区に住む被爆者の団体)が62年の活動を終えたそうです。木村さんはその最後の会長でした。被爆者の高齢化とメンバーの減少が同会の活動の終了の理由といいます。でも、木村さんご本人はこれからも核兵器の恐ろしさを伝え続ける決意を新たにしています。
世田谷同友会の会員を「写真」というツールで記録し、様々な行事を共に過ごしてきた写真家のtanamaさんの次の言葉には励まされます。「一緒に過ごして学んだことを伝えることが、次世代の自分に課せられた使命」
おりづるプロジェクトとして
船を降りても精力的に伝える続ける木村さんの声と思いを、tanamaさんたちと共に伝えていきたいと思います。
ピースボート:渡辺里香