今回のクルーズに乗船する被爆者のお二人(田中稔子さんと小川忠義さん)が、出航前にメディアに掲載され、今回のおりづるプロジェクトへの思いを語って下さっています。
被爆者と孫 証言の航海へ
~小川忠義さん・長門百音さん、ピースボート参加~
国際NGOピースボートが主催する「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」に長崎の被爆者・小川忠義さんが孫娘と参加する。祖父は孫に活動を継ぐ覚悟を持ってもらおうと、孫は自分に自信をつけたいと、乗船を決めた。
2024年4月2日 朝日新聞(長崎版)
被爆者と孫の思い乗せ「継承の航海」 ピースボート4月出港
https://www.asahi.com/articles/ASS413QDFS41TOLB012M.html
11時2分の写真に込める思い 被爆者証言 小川忠義さん
原爆投下からことしで79年。
NHK長崎の被爆の実相を継承するシリーズ「令和の被爆者証言」で、1歳の時に入市被爆した、小川忠義さんが紹介されました。
長崎で原爆がさく裂した時刻にあわせて撮影された写真を集め続けています。
なぜ活動を始めることになったのか、きっかけは15年前に見た、長崎原爆の日の光景でした。
2024年4月4日 NHK長崎
11時2分の写真に込める思い 被爆者証言 小川忠義さん
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240404/5030020482.html
核廃絶願い5度目航海へ
七宝作家で被爆者の田中稔子さん(85)=広島市東区=が13日、非政府組織(NGO)ピースボートの大型客船で、7年ぶりに証言の航海に出る。「今回が最後だと思う」。来年の被爆80年を前に、世界各地で被爆の実態を伝える。
2024年4月7日 中国新聞
核廃絶願い5度目航海へ https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=140526
未来見据え「証言の航海」へ
被爆者とともに世界を巡り核兵器廃絶を訴える非政府組織(NGO)ピースボートの「証言の航海」に、長崎で被爆した小川忠義さんと孫の長門百音さんが参加する。航海は今月13日から3か月。それぞれに継承の手がかりを求め世界約20か国を回り、平和への思いを伝える。
2024年4月8日 長崎新聞
未来見据え「証言の航海」へ
文:渡辺里香