1.ヒバクシャ証言の航海

音楽で繋がる平和への想い@ペルー

みなさんこんにちは、おりづるユースの安藤真子です。

99回クルーズも残りわずかになってしましました。

寄港地も残すところあと1箇所です。

今回はペルーで行った証言会についての報告です。

 

 

1113日と14日の2日間リマの市内で証言会を行いました。

13日はピースボートに乗船経験もありパートナーである音楽家のご夫婦が受け入れをしてくださいました。地域教養センターで行い、センター長もかけつけてくださいました。

センター長のカルロスさんは「科学を暴力のために使ってはならない。平和は待っているものではなく、熱意をかけていくもの」とコメントしました。

 

塚本さんは「原爆投下後に広島の街を訪れたときに見た、まるで変わった広島の姿が印象的でした」と語り、空さんは「被爆者の願いが届くことを願うとともに、みなさんがそれぞれ自分らしく生きてくれたら」と締めくくりました。

 

そして最後には音楽家の方々が日本語で「ふるさと」と「島唄」を披露してくれました。

 

14日はリマ市内の私立学校を訪れ、中学生100に向けて証言会をしました。

証言後の質疑応答では「原爆が落ちたときの気持ちはどうでしたか?」「どうやってこの経験を乗り越えましたか?」「アメリカに対してはどのような感情を抱いていますか?」「どのような、またなぜ差別をされたのですか?」など率直な質問をたくさん投げかけてくれました。

 

「どうやってこの経験を乗り越えましたか?」という質問には塚本さんが「みんなが苦しんだから、戦争だったから仕方がなかったと思うようにして乗り越えた」と答えました。空さんは「お隣や地域の人たちと助け合いながら乗り越えた」と答えました。

 

最後には学校のオーケストラ団が様々な曲を披露し、「花が咲く」も演奏してくれました。

 

2日間とも音楽
にふれる機会があり、私たちを迎えるために日本の曲を練習してくれたあたたかみがとても伝わってきました。

ペルーという日本から距離的にとても遠い場所でもこのように被爆体験を真剣に聞き、おりづるプロジェクトを待ってくれている人がいることに感謝しています!

 

おりづるユース 安藤真子

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