みなさんこんにちは、おりづるユースの安藤真子です!
今回は99回クルーズ「おりづるピースガイド養成講座」についての報告です。
今回で4回目になる「おりづるピースガイド養成講座」ですが、今クルーズでは約30名が受講し、聴講生も合わせると毎回50~60名ほどが講義に参加しました。
日本だけでなくアメリカやカナダ、香港、中国などの若者も参加しました。
全9回の講習では様々な角度から核問題をみつめて来ました。
授業内容は以下の通りです。
レクチャーだけでなく、少人数で被爆証言の聞き取りを行い、水先案内人のサンホ・ツリーさんをお招きし実際に専門家に質問するという機会もありました。
サンホ・ツリーさんは IPS政府科学研究所麻薬政策プロジェクトのディレクター で、「原爆投下という決断と米国神話の構造」という本の共著者でもあります。
サンホ・ツリーさんに来ていただいた第5回目の講座では受講生から本当に多くの質問がでました。「第二次世界大戦後アメリカとソ連が核開発競争をするようになった経緯を教えてください」「アメリカ合衆国が核をさらに増やすメリットはなんですか」「もし戦争が回避できたら、原爆はどうなっていたのか?」など有意義な質問がとても多かったです。
そして9回の講習が終了し、現在はおりづるピースガイド認定のための面接を行っています。この旅が終わってからも実際に自分の住んでいる地域で発信していこうと考えているひとが多く、ピースガイドの目的であった「継承者になる」ということが近づいていると感じます。
今後はピースガイドの報告会や修了式、船内最後の報告会など旅をしめくくるイベントを多く予定しています。
おりづるユース 安藤真子
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